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フォト日記 一覧

2005年02月12日

大きな窯

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作品が85cmの高さまで入ります。

窯風景

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"ケロは風の強い日が大好き
ぶんぶん丸?
take it easy,budddy!! "

夕暮れ時

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from balcony

2005年02月18日

馬にかじられた愛車

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馬に愛車のおしりかじられました。
馬の近くに駐車する時は気をつけましょう。 見事!に歯の跡がついていました。

2005年03月17日

街で見かけた風景

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久しぶりに山をおりました。
街に出かけてミュージカルを観ました。

それにしても電車に乗るときの あの切符を吸い取る機械は恐ろしいですね。大切な指を食われるかと思いました。

これはレストランで見かけた風景です。
この青年は食事中ずっと彼女をまたせて
電話に夢中でした。面白いので動作を真似しようとしましたが 残念!私は携帯電話をもっていません。

2005年03月19日

春の太陽!

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春の日差しを歓ぶバルコニーのHelle.
この子は雪の日も雨の日も天を見上げて
歓びの祈りをささげます。

私はこの子をみるとつい つられて一緒に
天を見上げてしまいます。
そして一緒に嬉しくなります。

若いHelle

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この子はまだおしゃべりに夢中です。
春の日差しの中で
なにか得意になってお話をしていました。

あさってには 本焼きの窯に入れるので
もう少し肌色が濃くなります。

2005年03月20日

春の仲良し

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草をはんでいる子は 日田の牧場からきた
M君です。春風にタテガミをなびかせているのは遠野の牧場からきたTちゃんです。
この二人はとても仲良しで 時々寄り添って耳元でなにか囁き会っています。
きっと馬語があるに違いありません。
キネジコも混ぜてほしいなあ。。。

2005年03月21日

美容体操のぶたさん

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もう夏の準備をするブタさんです。
がんばって水着を着るそうです。
モデルはもちろんキネジコです。
今日などは春というよりももう夏を思い出させる陽射しでした。
私は夏、仕事の帰り道に秋谷海岸でいつも泳いでいます。浮くのは得意です。

春の仲良し

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不ぞろいの生命達〜
この子は試作品ですがヘアスタイルが面白いので発表します。おぴ日記限定?!
見たことはナイショだよ・
Do you like her?

2005年03月23日

漁師の徳利

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キネジコは釣りが大好きです・
いつも車にルアー用の小さなサオを積んでいます。テトラから気軽にヒョイって糸を出します。そうするとベラが釣れます。 サオがないときは小さな餌屋さんでブラクリ&ジャリメを買ってテトラに落とします。そうするとカサゴが釣れます。
本格的に釣りたいときは磯ブーツを履いて磯に立って黒鯛を狙います。そうするとなぜか ボラが釣れてしまいます。(笑)
でもボラは目玉が大きくてとても可愛いのですよ。魚の顔ではアマダイに続いて好きな顔です。そろそろメバルに行こうかな。。。

最後から二人目の子

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キネジコお気に入りの真紅色。

でもこの真紅を作る顔料がもう日本にはないそうです。キネジコの赤い釉薬の手持ちももうあと僅か一人分です。最後の真紅の釉薬はとっておきの人魚に使おうと思っています。
お気に入りのものが もうこの世から消えてしまう事なんてあまり遭遇しない稀有な事ですね。ちょっと悲しい。

2005年03月24日

初期の人魚です。

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この子も私のお気に入りです。
顔が大きく おとぼけ顔ですが海色の瞳が好きです。
最近ケロドトスに心奪われていたので
そろそろ人魚を・・

去年の夏、キネジコ西表島でハブくらげに怯えながら毎日素潜りしました。あの紺青が私のDNAに組み込まれました。
海の香りのする人魚が出来ると思います。

2005年03月25日

浪花恋しぐれ〜後姿〜

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つかの間の二人。
はるだんじは この後また家を出て行ってしまいました。

浪花恋しぐれ〜前姿〜

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芸の為なら女房も泣かす〜♪
ふとラジオから流れてきた曲を聴いて作りました。キネジコも通天閣に行ってみたいな。

2005年03月26日

絵本が焼けました。

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http://www.kineziko.com/olympic.html
焼く前の作品を多く載せている絵本ですが
本焼成するとこのように完成します。これは キネジコがオリンピックに出るお話に使ったお弁当のシーンです。
粘土は 生のとき・乾燥したとき・素焼きをした時・本焼成をした時・・とそれぞれに異なった表情を見せてくれます。

2005年03月27日

ふっくら人魚さん

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この子は普段カウボーイハットと首にレイをかけて飾ってあります。ハワイ調?。
作者にそっくりだとよく言われます。どっしりと台の上に座ってニコニコしているので私はいつも”がんばってる?”と声をかけて吹き出してしまいます。
全長約70cm

2005年03月28日

幸せのカーブ

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アトリエに向かう途中のカーブ。
長者ケ崎のポイントです。いつも通る時刻より遅かったので景色が違って見えました。キネジコこのポイント勝手に
”幸せのカーブ”と名付けています。何故かって?はい。陶芸に向かう道でもあり陶芸から帰る道でもあるからです。

お猪口アクロバット!

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これは下記の漁師の徳利のセットです。
撮影中つい遊んでしまいました。
このあと崩れそうになって大慌てのキネジコでした。おでこまで使って止めました。

2005年03月29日

南葉山のお花畑

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ここは山下清画伯がスケッチをしたと言われるお花畑です。夏にはひまわり畑になります。夏が待ち遠しいですね!

2005年03月30日

初期の頃の習作

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働くものは生きて見えます。
機関車・灯台・漁船・トラック・風車・
タンカー・・・私にとっては皆頼もしいお友達です。灯台の蓋がずれて曲がってみえます。(笑)ライトが入るようになっていました。

虫まみれの一日

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おぴネットお隣のアイランドこがねむし研究会を訪れて虫に心奪われてしまいました。今日一日虫まみれになってしまいました。 これはまだ生ですが
焼けるともっとカラフルなスカラベになります。請うご期待!おぴさんに感謝!
おもるぐすさんに感謝!

ファーブルに捧げる土鈴

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"糞に見立てた球の中に玉が入っています。
スカラベが転がるとチリリンと気持ちのいい音が聞こえます。

2005年03月31日

踊る壷 〜sweet pot〜

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春本番!合計8人の子が踊っています。
耳をあてると歌声がします。本当です。
聞きにきます?(笑)

2005年04月01日

3月最後の夕日

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今日も一日が終わりました。仕事の帰りに
毎日眺める夕日ですが毎日感動します。

仕事の帰り道は疲れて泥だらけでハンドルを握るキネジコですが
思わず夕日に向かって突っ込んでしまいそうになります。

3月最後の夕日

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今日も一日が終わりました。仕事の帰りに
毎日眺める夕日ですが毎日感動します。

仕事の帰り道は疲れて泥だらけでハンドルを握るキネジコですが
思わず夕日に向かって突っ込んでしまいそうになります。

新作!キネジコオオクワガタ!

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いつまでも少年の心をもつ紳士に捧げます。クワガタやカブトムシを手にするとあの質感に感動します。夏、アトリエの近くのクヌギの木に見つけることがあります。暗くなって採りにいくのですがいつも隣に大きなスズメバチが・・・

2005年04月02日

亀さんの親子

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ギリシャ陸亀を飼ったことがありますが
意外と早く歩いて沢山食べます。当時
一緒に飼っていた犬が亀のおしりを追い回して糞を食べてしまいましたが 乗馬クラブでも時々犬が馬糞を食べています。
動物博士に聞いたところ自然の理に叶ったことでした。

4月1日の夕日〜葉山長者ケ崎〜

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新しい一眼レフで撮ってみました。
なかなか絵葉書のように撮れませんね。
シャッター長押しで勝手に連写になってしまいますが音だけはプロ気分にさせてくれます。(笑)
明日は大きな望遠レンズを使ってみましょう。

2005年04月03日

土の女(ひと)シリーズ

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この子は壁掛け式になっています。
妹たちを製作中です。

ヘッダーの彼女

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おぴネットのヘッダー作成用に作った土の女(ひと)です。実物は大きな作品です。角度がかわると表情もかわります。
立体というものの魅力の一つかもしれません。

ヘッダーの彼女

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おぴネットのヘッダー作成用に作った土の女(ひと)です。実物は大きな作品です。角度がかわると表情もかわります。
立体というものの魅力の一つかもしれません。

2005年04月04日

今日は素焼きの窯をあけて絵付けです。

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今日はインデアンサマーのような日でしたね。この季節になると喉が渇いてつい
ビアマグを作ってしまうきねじこです。
このクワガタは焼成すると イブシ黒に発色します。クワガタがカップに張り付いているように仕上がる予定です。焼き〆なのでビールの泡がいい按配にいただけます。

スカラベ土鈴 〜part 2〜

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撮影中に一匹逃げられてしまいました。油断も隙もありません。この台が水平ではないのでバルコニーの向こう側の草むらに
ゴロゴロ・ポトリ・春の深い草むらです。いくらかき分けて探しても見つかりません。まだ焼いていないので今夜の雨で溶けてしまわないといいのですが。。どこに転がっていったのでしょう。。そういえば撮影中、カラスが笑って見ていましたが・・
聞いてみることにします。

2005年04月05日

4月4日の海鳴り

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花畑に立つと
ゴオーーーという海鳴り。
地下足袋の足の裏からも地球の鼓動が伝わってききます。

窯を据えてもう何度目の春?
春の海鳴りは心震えるものがあります。

夏の国のケロドトス

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ひまわりハンモックでお昼寝をするケロドトスです。
これは大きな円形タイルです。 

ケロドトスの両脇にかたつむりのカロッコが話しかけています。

これはまだ素焼きの状態ですが
これから彩色を施して釉薬をかけて15時間やきます。
最高温度は1250度です。

絵本に登場するのでお楽しみに!

絵付けおわん

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2005年4月4日 晴れ 

お茶碗に絵付けをしました。
作業机が海に面しているので
シーフードの柄(?)が多くなってしまうようです。

この後 絵付けのところにだけ透明釉薬をかけて蝋で被います。
そして鉄赤釉薬に浸します。

楽しい食卓を・・と願いを込めて作りました。

幸せの光景に交ぜてあげてね。

2005年04月06日

ひこうき雲 4月5日撮影

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なぜか直立の形のひこうき雲です。
はてな?誰の仕業かな?

葉山は近くに米軍横須賀基地があるので
訓練でもしていたかな?

 戦争の時は沢山の軍用機が行きかいます。
そんな時は アトリエにいても 小屋が揺れるほどの音がしますが 最近は静かです。

このところ増えたのは台湾リスです。
バルコニーからよく見かけます。
お隣の鎌倉市ではアライグマが出るそうです。

空も森もインターナショナル?
。。そういえば最近 キツネに全く会わなくなりました。

踊る壷 ~後ろの女の子~

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2005年4月5日 晴れ


以前 毎日更新日記で踊る壷を載せたのですが
後ろの女の子も見てみたい・・というリクエストにお答えします。はい。 この子たちです。 

2005年04月07日

春の新作

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製作途中の彼女です。まだ生粘土の状態です。
顔には ほのぼの顔・優しい顔・ちょっとわがままな顔・・・色々な顔があります。ほんの少しのことで印象が変わってしまいます。

最近、魅力的な女性に会うと
ついじっと見てしまい困っているキネジコです。

葉山のおじぞうさん

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2005年4月6日 晴れ

ちょっと大きめのおじぞうさんです。
ここのお寺はいつも花で一杯です。
お地蔵さんの オーダーメードの服・
なんとも微笑ましいですね・
大切に可愛がられている様子が伝わってきます。

花の国であぞぶケロドトス

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素焼きのあがったお花の国シリーズです。

黄色いお花にエメラルドグリーンの濡れたような葉っぱに仕上げて。。それから。。カエル達は春色にしようかな。。などと
釉薬に思いを巡らせます。楽しい時間です。

昨日の葉山は風が強くて この撮影の間もカエルが本当に飛びそうになりました。

2005年04月08日

今日は少し望遠レンズで・・

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大きな方のレンズをつけて撮ってみました。
三浦半島のほうにカメラを向けてみました。
佐島マリーナも見えます。

春の鼓動がきこえ人の営みの気配がします。

貴方にとってなにか思い出の建物ありますか?

2005/4/7日 春の一日です。

午後は晴れたので釉薬をかけました。

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2005年4月7日 晴れ

これは父に捧げるビアカップです。
母のとペアで作りました。

ちょっと真面目に彫刻が施してありますが、
彫った分、かなり軽量に仕上がりました。

このあと迷った挙句にチタンマットを施釉しました。
下地の赤土の鉄分と反応しあって味のあるカップに仕上がる・・・・予定です。

2005年04月09日

違法駐車の一枚

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仕事を終えて一人で食事をした帰り道。
とても夕日が美しかったので思わず車を降りて
シャッターをおしました。
自動連写機能?で陽が落ちるまでを撮影することができました。

車に戻ろうとふりむいて大慌て・・キネジコの違法駐車でバスとトラック数台がとうせんぼ・・

運転手の皆さん、家路を急ぐ中、
クラクションも鳴らさずに撮影させてくれてありがとうです。

釉薬をかけられた人魚さん

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バルコニーでしばし春の陽で乾かします。
忙しくしてこのまま放置すると
蜘蛛が手と手の間に巣をはったり スズメにつつかれたり 
上空からなにか降ってきたりするのですぐに窯にしまいます。

この子はエメラルドグリーンのヒレと
水に濡れたような髪の毛に仕上がる予定です。
 お楽しみに!

木の国で遊ぶケロドトスたち

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2005年4月8日 晴れ


昔むかしキネジコワールドが くすり壜の向こう側にいた頃、
ケロドトスは木の国で仲間と遊んでいました。

という風に絵本ができます。

キネジコ
"あれれ?遊んでばっかりいて 最高のジャンプを求めた旅はどうしたの?"

ケロドトス
”僕は出番を待ってるだけだよ” ......


きょうはケロドトス達に色をつけてあげましょうね。
来週末には焼き上がる・・かな?

2005年04月10日

お友達紹介~トンビのジョニーさん~

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ジョニーはピーヒョロロと時々小屋を覗きにきてくれます。

たまに蛇をくわえて上空へ向かって急上昇するときなど 
まるで金太郎の滝登りのよう! とても雄雄しい姿を披露してくれます。

キネジコワールドの新入生

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制服にネクタイをしめて・・このあと長い手足を取り付けます。

葉山の町でもピカピカの一年生を沢山見かけるようになりました。
ピカピカの小学生 から ピカピカの社会人まで・・・

皆素晴らしい この国の宝物!

皆が無事で幸せでありますように・・
と願わずにいられません。

おう・よろしくな・

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2005年4月9日晴れ

おいらはイカのカラマリズミさ・
新しいキャラクターだってさ・

どんなキャラクターかって?


・・・顔みてそうぞうしてよ・・
噂じゃ もうすぐ絵本に出されるらしいよ・
やってられねえよな・相棒・

おう・

じゃあな・

2005年04月11日

楽しいお茶会

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子供の為の水差しを作りました。
このあと透明釉薬をかけます。
屋根は優しい赤色になります。

お茶会の間 じっとしているよい子に捧げます。 

こんなお花みつけました。

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2005年4月10日 晴れ

カタクリの花?といふ名前でしたっけ・・

もともと花には名前がなかったのだから

お花でいいかな・・・・

いや、キネジコムラサキとします。(笑) 

2005年04月12日

春の嵐

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細かい仕事をするのに とてもいい雨でした。

晴れが続いた後の雨はなにかほっとするものがあります。


これは 棚で絵付けを待つ 夏のケロドトスです。

赤い水着にどんな模様をかこうかな。。。?

雨に濡れるHelle

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She is my friend

お友達紹介~Helle~

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2005年4月11日  雨と嵐

春の嵐のなか仕事場へ到着。

サクラ吹雪のエクスタシー・

バルコニーでお出迎えのHelle.

2005年04月13日

山をおりて用事を済ます

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2005年4月12日 雨

今日は小屋をお休みして
街で過ごす。
皆に世話になる。

ああ・・


この観音様は葉山にあります。
滝の坂というところにあります。

2005年04月14日

チューリップのケロドトス

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今日は この下の日記の ”花の国で遊ぶケロドトス達”
に登場する 小さいケロドトス達に色付けをしました。

おっちょこちょいのキネジコは案の定、5,6匹を落として
割ってしまいました。ふう・・・ちっちゃい手足がバラバラに・・ああ・・ごめんね・・

雨上がり、
気分転換にこの子をつれて散歩に出てパチリ。

この子は初期の頃のケロドトスです。

ゲーム好きにな人へ捧げます・

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2005年 4月13日  雨のち曇り

この子にはとてもおしゃれで素敵な名前があります。

でも キネジコは別の名前で呼んでいます。

なんという名前でしょう? Guess!

ヒント・・・額に輝く ”中”の漢字。

答え:大三元 (だいさんげん)です。

・・一部の人にしかワカラナイ?かな?

もう一頭 白馬がいます。

さて 發 は揃うでしょうか?

完了

2005年04月15日

春色の散歩道

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もうすぐ桜まみれの春色が終わりそうですね。

名残の一枚です。

道・・・この道はキネジコの大好きな道です。

この後にくる 新緑色も楽しみです。

彼女の全身像

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このあと 透明釉薬をコンプレッサーでかける。

しばし太陽で乾かして窯へ・・

とても体力のいる仕事。

おばあさんになったら 出来ないかも・・

ちょっと心配・

釉薬をかける・

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2005年 4月14日  晴天

何日ぶりの晴れ。

こんな日は 大物に 釉薬をかける。

素焼きのこの子はずっと焼かずに置いてあった子。

コンプレッサーでホコリをおとし綺麗にふいてあげる。

2005年04月16日

葉山のたんぽぽ

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太陽と風にはぐくまれた 大きな株。

寒い冬を乗り越えて ちゃんとこの時期に花をさかせて

・・素晴らしいですね。

ただ咲いている・・この子に沢山感動をもらいました。

kinezikoの大好きなお花の一つです。

立体の事

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立体は角度によって表情を変えます。

大物は回転して写真を撮るのが難しいのですが

ケロドトスは 素直に後ろ姿を撮らせてくれます。

白象にまたがる イケてるケロドトスが焼ける予定です。

お楽しみに。

立体の事

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立体は角度によって表情を変えます。

大物は回転して写真を撮るのが難しいのですが

ケロドトスは 素直に後ろ姿を撮らせてくれます。

白象にまたがる イケてるケロドトスが焼ける予定です。

お楽しみに。

それゆけ!ケロドトス!

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2005年4月15日  晴れ/風強し

今日は この子に彩色する。

はてさて 何色がよろし?・・としばし面談の結果・・ 

なんと 山ざくらと同じ色に染めて欲しいといふので

白い象とサクラ色のケロドトスに決定!

当初 グレーの象を予定していましたが・・・

これは次の物語に出てくる 

”サバンナを右に左に・・”という場面のケロちゃんです。

2005年04月17日

お留守

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いつもは 鵜一家のいる岩場ですが 

今日は お出かけ? お留守でした。

撮影しようとすると いないものですね。

よこ顔

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のんびりした よこ顔です。

エプロンドレスの女の子

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2005年 4月16日  晴れ

今日は この子に釉薬をかけました。

春風の中 本を読んでいるこの子はとてもおりおうさん。

あれれ・・ペアの男の子は?

・・・ごめんなさい。 落っことして割ってしまいました。

来月には作ってあげるから 本を読んで待っていてね。

2005年04月18日

きぶし

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このお花 貴方の周りでも咲いていますか?

キネジコは ”お侍さんの花”と呼んでいます。

力強さと品を備えた 男性的な花です。

活けると とても味わいの深いものがあります。

Helle

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2005年4月17日  晴れ

今日も 釉薬をかけました。

ちょっと個性的なこの子の 目の色などが決まらずに

ずっと素焼きのまま 手元においてありました。

ちょっとスネていたので たんぽぽを・・

ご機嫌になったところを パチリ。


2005年04月19日

トンネル

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トンネルを抜けてハンドルを握りながらパチリ・

ああ。。前の車さえいなければ。。

キネジコは 鎌倉の ”トンネルを抜けると海”と
      
      葉山の ”トンネルを抜けると海”の

この二つのトンネルが好きです。

赤い水着のケロドトス

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2005年4月18日 月曜日 晴れ

釉薬をかけられたケロドトス。

黄瀬戸という釉薬に緑釉薬の斑点を描きいれました。

手にもつのは釣竿ですが 蕗の葉っぱをもたせてパチリ・


2005年04月20日

葉山の名刹?

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こんなお寺が葉山にあります。

時々寄って 深呼吸します。

色々なことを想います。

先人達の想いは どんな色?

人の一生は短いもの。

今度の窯焚きが無事におわりますように・・・

この国がいつまでも平和でありますように・・

ああ・・手足があって痛い所もない今日この一日を感謝してまたがんばろう・・

命のリレーをしてくれた先人達に深謝・

最後の一人

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2005年4月19日 火曜日  晴れ

今度の窯には 人魚が二人入っています。

初期の頃の人魚にくらべて ちょっとスリムになりました。

この後 エメラルドグリーンの釉薬を尾ひれにかけました。

ふう・・もう何日も釉薬掛けの作業が続いたので

そろそろ 粘土を触りたくなってきました。

用事のため 二時半でひきあげる。

最後の一人

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2005年4月19日 火曜日  晴れ

今度の窯には 人魚が二人入っています。

初期の頃の人魚にくらべて ちょっとスリムになりました。

この後 エメラルドグリーンの釉薬を尾ひれにかけました。

ふう・・もう何日も釉薬掛けの作業が続いたので

そろそろ 粘土を触りたくなってきました。

用事のため 二時半でひきあげる。

2005年04月21日

窯詰め完了!

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無事に窯の蓋を閉めることが出来ました。
三脚をたてて 急いで眉毛を描いて お腹をへこませて・・
記念撮影パチリ・

ご機嫌!のキネジコです。

今日は雨。明日早朝から火をつけることにしよう。
あ?このシャツですか?金太郎の滝登りのデザインです。
背中の金太郎は私の相棒です。
このシャツは愛用品で同じ柄を沢山もっています。
この他 天女さんに 風神雷神 ・・・

アトリエで着る 神聖なキネジコの勝負服です

雨にけむる散歩道

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2005年4月20日 水曜日 雨のち大雨

今日で何日も続いた窯詰め完成! ふ~う・
さあ。。最後の作品に氷裂釉薬をかけて 完了!

散歩しようかな?
と戸を開けあまりの雨に 中止とする。
顔だけ出して パチリ・

雨の日は何となくmellowなキネジコでした。

2005年04月22日

カメラ忘れて出勤

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2005年4月21日 金曜日 晴れ

窯焚きのため早朝出勤・カメラ忘れる・

これは初期の頃の作品です。

何かのイベントに貸し出されたことがあります。
イベント終了後 ”こんなヘンテコを作る作者に会いたい”と
さまざまな人がアトリエに訪ねて来てくれた事があります。

その中の一人は10代後半の養護施設の女の子でした。
先生と電車とバスを乗り継いで 夏の暑い盛りに
山を登り 汗をかきかき私に会いに来てくれました。
驚く私に付き添いの先生が
”この子が作者にどうしても会いたいというのでここまで来ました。今日は 作業所がお休みなので・

ちょっと太めのその女の子は天使のようなにこにこ笑顔で
私に手を差し出し握手してくれました。

”お金をためてキネジコさんの作品を買いたいです”
といってくれました。
ほんの5分くらいの滞在でまた
にこにこと山を降りてゆきました。

リュック姿の先生と女の子の後姿を見えなくなるまで
見送ったキネジコでした。

陶芸と出遭って本当によかった。

1230度の 炎の色

2005年 4月22日 金曜日 晴れ

早朝から窯を焚く。

1230度の炎。
燃料はプロパンガス。

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この穴から炎の様子を見るとき
いつもギリシャ神話の太陽に翼を溶かされたペガサスの話を思い出す。

キネジコは 炎に近ずきすぎで窯の中を覗くので
前髪がチリチリに焦げてしまう。
角度が悪いと まつ毛も
”シュンッ”という音をたてて小さな煙をあげる(笑)

二日間焚いて完了。
三日間さまして 窯をあける。

でももう頭の中は次の構想でいっぱい。

この窯の中身はわたしにとってすでに”過去”です。

2005年04月24日

Helle

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2005年4月23日 土曜日 晴れ

窯を焚いている間の作品・

初期の頃のHelleがいいという人

眼は空洞にするべし という美大教授

眼はその人の世界観をあらわす という仏像彫刻師


でもキネジコはキネジコを信じて極めよう。

迷いのない 私が作ったHelle.

皆様、今後のわたしの作品を見ていてください・

迷いのない This is Kineziko の始まりです

2005年04月25日

街の様子

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今日は早上がり。
正午から用事で横浜へ。

キネジコはアトリエにいるのが一番すき。

極力 用事を作らないようにしているが 仕方のない時もある。
”やれやれ・・”と足袋を脱いで靴を履く・

夕暮れ時 陽がおちる寸前の街の色が好き。 

あ・・明日は 窯を開けるんだ・・ふふふ・
ケロドトスの水着の色 ちゃんと 発色しているかな?
黄色いお花は 折れていないかな?
などなど 頭をめぐるのは 明日の作業のことばかり。


写真撮影場所:横浜みなとみらい

Wouded Hunter

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2005年 4月24日 日曜日 快晴


狩りで傷ついたHelle・

春の日差しの中で傷口に息をふきかけていました。

2005年04月26日

窯出し

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何を困っているの?

Helleとこの子を撮影したところで雨が降ってきました。

キネジコは雨の日も大好き。
風のない時はアトリエの窓を開け放って
雨音を聞きながら仕事をします。

森からいい匂いがして
生き物の喜ぶ気配がします。

かたつむりを探しに出たが遭えずに引き返す。

春雨

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2005年4月25日 月曜日 雨のち晴れ

今日は窯出し。
雑用を片付け”どれどれ・・”と窯をあける。

窯にはいっているものが100%取れるわけではない。
出来・不出来もある。
ほんの少しの作品が合格するだけ。

窯を開ける度にがっかりする。
自分へのハードルもあがる。
今回も 作品を出しながら限りなく暗くなる。

一生かかっても満足する作品が出来ないのかな・
としばし 土間に伏せてしまう。

う~ん。。と
気を取り直して起き上がり作品を窯からだす。

窯奥のほうから・・ふふふ・・
あった! これは合格! あ・・これも合格!
と 数点お気に入りが出てくればもうご機嫌です・

さっきまで床に倒れて動けなかったキネジコは
鼻歌歌いながら 時々ジャンプをして窯出しを始めます。
単純!

この子が合格かどうかはナイショです。


この子の撮影中に雨に降られる。
肌がまだらなのは雨の跡です。
この子は小麦色のとても綺麗な肌目にあがりました。

2005年04月27日

夏を先取り!夏色のケロドトス!

49.png

2005年4月26日 火曜日 雨のち晴れ

窯出しを終えて今日は 作品の整理・
おっ・・今度の窯は not bad?

ひとつづつ紹介していきますね・
梅雨を通り越してすっかり夏気分のキネジコです・

この二人組みはやんちゃな双子・

ボードの画面では小さいので
外にアップしました。大きな画像で見てくださいね。
for more..


http://www.kineziko.com/summer-frog.html

2005年04月28日

仔馬の兄弟

50.png

この子たちは ケロドトスの物語で素焼きのまま 登場してもらった仲良し兄弟です。
 
素焼きも好きですが 本焼成すると全く違った命が宿ります。

次の窯でこの子達のお母さんも焼いてあげましょうね。

この子たちのお母さんの背中にはカラスが乗って笑っています。
早く三人にしてあげなきゃ・・
あ・・忘れていました。
お父さんもいました。

仲良し馬一家の揃う日をお楽しみに!

Buzy Ocean

51.png

2005年 4月27日 水曜日 晴れ

今頃の海は 真鯛や黒鯛がシーズンです。
のっこみといって 産卵のシーズンでメスはお腹に大きな玉子を抱いています。

お腹を空かせた鯛さんが 餌に飛びつく・・という仕組みです。

ここから見える遊漁船は 真鯛釣りの船かな?
お父さん達 沢山釣れるといいですね。

撮影場所:アトリエ周辺

2005年04月29日

最新人魚

52.png

2005年4月26日 木曜日 快晴夏日

今日は夏日!素晴らしいお天気でした。
キネジコはりきってタンクトップで働く。

この子は最新人魚です。
ちょっとおすましさんですね。

撮影の為バルコニーに出してから 他の用事をしていましたが

”陽に焼けちゃうわ”と彼女からクレームがでたので

”ごめんなさいね”と お姫様だっこで 日陰にしまってあげました。


2005年04月30日

花の国のケロドトス

53.png

2005年 4月27日 金曜日 快晴夏日

今日は緑の日という噂。
私のアトリエのカレンダーは去年のまま。
ここで日記をつけさせてもらってから
なんとなく日にちを把握するようになった。

今日は 葉山の道路が混むかな?と思いきや
行きも帰りも空いていた。
新しい道路がいくつかできたお陰かも・

道路といえば キネジコは 運転中に
粘土のことをあれやこれやと考えて
気がつくと30KM走行をしていたりします。
おっと! あわてて スピードをあげてまた
いつのまにか粘土に頭をもっていかれて スピードがさがり・・という
怪しい運転をしています。


このチビちゃんたちは
本当におてんばさんばかりで
目が離せませんでした。

絵本の素材にしようと作りました。
表紙と重複しますが
ここに アップしてあります。

http://www.kineziko.com/flower-frog.html

2005年05月01日

日記

54.png

2005年 4月30日 土曜日 快晴夏日

出勤途中の山で顔見知りの有名陶芸家の先生の車とすれ違う。
キネジコを訪ねたけど アトリエがもぬけの空なので
帰るところだったという。
キネジコは写真の整理をしていて 社長出勤(笑)
携帯電話がないというのは不便で申し訳ないと感じる。

この先生から長期の仕事のお誘いをうけた。
でもキネジコには心に秘めた夢があるので
他の事をする時間がないと お断りした。


”。。。がんばりなさいよ。さ、時間をとらせちゃわるいから、帰ろうかな”
とにっこり笑って 優しく肩をたたいてくれた。

自分の決めた道を全うするということは
また孤独になるのだが
それはそれで 気持ちがいい。
心をいつも自由にしていないとキネジコの作品は出来ない。

夢?それはいずれ発表して
有言実行します。

2005年05月02日

落し物

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2005年 5月1日 日曜日 快晴夏日

今日はアトリエ周辺の草刈の日。
朝から 草刈機の軽油と草の混ざった匂いが素晴らしい。
大きく深呼吸する。

外国の人が草刈のお仕事をしてくれたのだが
キネジコのバルコニーからの落し物をあつめておいてくれた。

糞ころがし・玉子・小さいケロドトス・カメラの蓋・・・ETC

へんてこな落し物を挟んで 照れ笑いで
”Thank you" と お礼を言う。

彼は一瞬機械を止めたが
首をかしげて笑ってまたすぐに
草刈機をブンブンと 大きくうならせ仕事に戻っていった。

嬉し恥ずかしキネジコでした。


二人の Little Helle 全角度の写真をアップしました。

http://www.kineziko.com/little-sisters.html
http://www.kineziko.com/Helle-1.html


写真:スカラベの土鈴~試作品~

2005年05月03日

新入生

56.png

2005年 5月2日 月曜日 雨のち晴れ

この二本足は 絵本用につくりました。
足を差し込むために 
ちゃんとおぱんつもはいています(笑)

四月はぴかぴかの新入生を沢山見かけましたが
みな 無事に過ごしているのでしょうか?

キネジコが街に出る時は
人魚にしたくなるようなかわいい女学生に遭うのが
いつも楽しみです。太めの子、小さい子、華奢な子・・
どの子も素敵な生命。宝物ですね。

”日本女性の顔が小さくなってきたかな?”と感心。
顔の大きい自分は
骨太肉厚の旧式・昭和の女だなあ・と思ってしまいます。(笑)

2005年05月04日

やらなければいけない事

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2005年5月3日 火曜日 快晴 憲法記念日

いよいよ アレをせねば・・

アレとは?・・
先日買った新しいデジカメの厚いマニュアルを読む事。

キネジコは どんな物を手に入れても 添付のマニュアルを
読んだことがない。
だからその物の機能を使いこなさないうちに寿命を終わらせてしまう。

すべてオートモードの撮影をしてきたが
希望通りにあがらない。
この子の白目が写らない。
写真加工ソフトは好きではない。
・・となると
いよいよその時がきたようですね・

成せば成る成さねば成らぬ何事も
成らぬは人の成さぬなり・

これはキネジコの魔法の言葉。
ぶつぶつと唱えながら まず マニュアル本をさがす。

肥大化する右脳の隣で 縮む一方の左脳がズキズキと痛む・
地図とマニュアル本と数字が苦手だ。

この子と この下の子の白目を
修正なしのshotで一週間の後には
ご覧いただける事をここに誓います。

2005年05月05日

虫の記憶

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2005年 5月4日 水曜日 晴れ風強し 国民の休日

小さい頃から虫が大好きだった。
ミミズを缶一杯に集めて母にプレゼントしたり
なんとか ペットにならないものか・・と
クワガタの足に長い綿糸を結んで
いつも行動をともにしようと痛いのを我慢して肩にのせて歩いた。

その昔、父の仕事の都合で海外より一時帰国した際に
近所の小学校に少しの間通ったことがあった。

教室の様子を伺っていると 
女の子は男の子に虫を差し出されたら
”きゃ~~”と 逃げ回らなければなら事を発見した・

プチ転校生のキネジコのところにも
いたずらっ子が ”ほ~ら”といって
素晴らしく大きな カマキリをさしだした。

キネジコは ガタンと席をたって
逃げ回ってみた。 

この話にオチはないのだが 
あの時の日本のカマキリの緑色はとても美しかった。
キネジコが住んでいたギリシャはとても乾燥している国なので
バッタ系の昆虫もどこか乾いた色をしていた。

アトリエのちかくにクヌギの木がある。
真夏にまた クワガタやカブトムシに会えるのが楽しみだ。

写真:クワガタカップの試作品

2005年05月06日

壷あれこれ

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2005年 5月5日 木曜日 こどもの日 快晴夏日

この壷はよい子の為のお茶器・水指しです。
茶会では足が痺れてきてもみんなキチンと正座をして
とてもおりこうさん。そんなよい子に捧げます。

この前父から ”骨壷を作ってくれ”と所望された。
歌の大好きな父は壷に ♪の模様をちりばめて欲しいという。
ポーカー好きの母は トランプの模様がよいという。

人間は皆 死亡率100パーセント。
誰だっていつかは死んでしまう。

最後のお家である 骨壷を頼まれるということは
とても名誉なこと。

キネジコは 輪廻派。
また生まれ変わって欲しいという願いを込めて作ってあげよう。


今月は壷を掘り下げてみよう。

2005年05月07日

舞台裏

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2005年 5月6日 金曜日 曇りのち雨

今日はカメラのマニュアル本を片手に撮影をする。
ホワイトバランスに露出・・なるほど ふむふむ・・
あ・・でもアトリエにパソコンがなくって
撮り比べられない・・ああ・

作品を自宅に持って帰る。
雨にふられてびっしょり。
玄関に置きっぱなしの でんでんむしの入ったカゴ。

明日は午前中使って 自宅のバルコニーでカメラの勉強をしよう。

あまり気のすすまないお勉強だが
物創りの舞台裏なんて大抵このようなものだろう・・と思う。

そっけないマニュアル本に飽きて
amazon.comでカラフル図解の 一眼レフ攻略法 なる本を注文する。

写真:新作 ~カロッコたち~

2005年05月08日

そろそろ休もうかな?

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2005年 5月7日 土曜日 雨のち晴れ

連休もあと少しで終わる。
なんとなくこの小さな町も賑やか。

天気のよい日は綺麗なオープンカーのお披露目が増える。
新製品オーラがマブシイ。
ちゃんと羨ましそうに見てあげる(笑)

ちょっと有名なパン屋さんも朝から行列。
キネジコもそれを横目で見ながら 楽しく出勤する。

平和でいいなあ~・
あれれ?そういえばもう一ヶ月ほど休んでいないなあ・
来週には休みをとって日帰りでどこかへ行こう。

陶芸を始めてから友達が全くいなくなってしまった。
山にこもってもう何年?不義理を重ねるうちに
自分が遊びたい時に誘う相手もいない事に気がつく(笑)

お休みしているケロドトスをこちらにアップしました。
http://www.kineziko.com/sunflower.html

2005年05月09日

陰の仕事

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2005年5月8日 日曜日 母の日 曇りのち晴れ

これは再生粘土を天日に干す風景です。
このあと荒くまとめてから 菊練りをして保存します。

気をつけないと 気力体力の弱っている時は
指先から水と土にイノチを吸われてしまいます。

キネジコの腕や肩の筋肉が盛り上がっているのはコイツのせいです。(笑)

陶芸にはこのほかに沢山の陰の仕事があります。
大変なこともありますが
私はこの粘土から 沢山のことを教わりました。

2005年05月10日

Dolphins

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2005年5月9日 月曜日 快晴夏日

昨日今日と 新作にとりかかる。

南の島に旅したときは
大好きなイルカと泳ぎます。

その昔 江ノ島水族館に就職して
イルカに乗る仕事に就きたいと親に懇願しましたが
どうしてもお許しがもらえませんでした(笑)

今でも加茂川シーワールドで
シャチに乗っているおねえさんは私の憧れです。


写真:試作品・・文字通りの不細工・後に気に入らないので不採用となり溶かされる。

2005年05月11日

ケイトウの花

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2005年5月10日 火曜日 快晴夏日

アトリエ周辺の花畑。
手前がナデシコで奥のワイン色の花が鶏頭です。
いつもは農家の方が仕事をしていらっしゃるのでカメラを向けられず。
おっ・・今日の畑は誰もいないぞ・
一枚頂戴いたします・パチリ

ケイトウはベルベットタッチのユニークなお花です。
本当に鶏のトサカのような形態をしています。
若い人には馴染みがないかな?万葉集にも登場するほど
古からのお花だそうです。英語でもcocks-comb(鶏のトサカ)
というのですが・・

最近花屋さんであまり見かけないような気がします。
花束にして飾ってもちょっと地味です。
耕作面積減ったような気がするな・・

せめて名前をベルベット・プリーツとかに改名してあげたら・・
不人気で栽培を中止しないで欲しいなあ・・

・・そんなこと心配しているキネジコです。

ケイトウの花

64.png

2005年5月10日 火曜日 快晴夏日

アトリエ周辺の花畑。
手前がナデシコで奥のワイン色の花が鶏頭です。
いつもは農家の方が仕事をしていらっしゃるのでカメラを向けられず。
おっ・・今日の畑は誰もいないぞ・
一枚頂戴いたします・パチリ

ケイトウはベルベットタッチのユニークなお花です。
本当に鶏のトサカのような形態をしています。
若い人には馴染みがないかな?万葉集にも登場するほど
古からのお花だそうです。英語でもcocks-comb(鶏のトサカ)
というのですが・・

最近花屋さんであまり見かけないような気がします。
花束にして飾ってもちょっと地味です。
耕作面積減ったような気がするな・・

せめて名前をベルベット・プリーツとかに改名してあげたら・・
不人気で栽培を中止しないで欲しいなあ・・

・・そんなこと心配しているキネジコです。

お気に入り

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2005年5月10日 火曜日快晴

最近のお気に入りはこの子です。
ちょっとモンゴロイド・
壁掛け式のHelleです。
写真では判りにくいのですが 肌目が小麦色で少し光っています。
こればっかりは 炎の仕事なので 
また同じ肌目を出そうとしても狙い通りにいきません。

今日の日記はふたつ。
下記のお花畑を読んでね。

2005年05月12日

山蕗の葉っぱ

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2005年5月11日 水曜日 晴れ

このところずっと かたつむりのお話のことを考えている。

「暖かい雨があがり
月が出ると カロッコの教室が始まります。
教室は大きな葉っぱの上・・」

と続くのですが 試しに大きな山蕗の葉っぱに
この子を乗せてみました。

これがイケませんでした。
葉っぱを摘んだときに漂う フキのいい香り・

食いしん坊のキネジコは かたつむりそっちのけで
指先についたフキの匂いをクンクン・クンクン・しながら連想ゲームがはじまってしまいました。

フキの煮物・フキの佃煮・・・
はてな?天ぷらにしてみては如何かな?・・あ・・
そういえば 母がいつもフキのタテスジを手で取っていたなあ・
指先がアクで黒くなっていたなあ・・と
すっかり頭をフキにもっていかれてしまいました。

結局 この連想ゲームは京都の萬亀楼に収まり再来週行くことにしました。(笑)
それまで仕事がんばろってね。
フ・フ・フキさん♪ありがっとう♪

2005年05月13日

小さい作品

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平成17年 5月12日 木曜日 晴れ時々曇り

ロクロが上手になった頃
大きな作品ばかり作っていた時がある。
大壷・大皿・・・えっへん!ってね(笑)

ある時 キネジコの機関車の鉢を鎌倉山のお屋敷に納めに行った際に
そこの主が 彼の美術収集コレクションを見せてくれた。

お茶室で一点づつ桐の箱を紐ほどいて 自慢するのではなく
”これみてごらん”といって 
小さな陶器の観音様をの手のひらにせてくれた。
その観音さまは慈愛に満ちたお顔で
女性的な腰の線がとても柔らかかった。

”どう?”ときかれて
”手のひらに体温を感じます。腰のラインが美しいと思います。”と答えた。
彼は キネジコの当時の人魚に腰のカーブがないこと・
そして大きさが作品の価値を左右するものでもないことを暗に諭してくれた。

数年後 彼がアトリエをふいに訪れてくれた時に キネジコは
”ちょっと待ってて!見せたい物があるっ!”と
改良を重ねた 腰のカーブの綺麗な人魚を披露した。

彼は にっこり笑って ”合格です”といってくれた。
キネジコは あの時手のひらにのせてくれた観音様のお陰だと
お礼をいった。

2005年05月14日

イカのカラマリズミさんたち

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平成17年 5月13日 金曜日 日本晴れ

窯に作品を詰めるときにどうしても差別してしまう?

この子たちは キャラ的にちょっと 意地悪さんなのですが
窯の隙間に 離ればなれで焼かれました。

他の子たちは ”ここで仲良くしていてね”と声をかけて
なるべくお友達と一緒にして焼いてあげるのですが・・

窯からだしても文句ばかり言っていました。
このあと 別々にして仕舞いました。

ああ・・ちょっと可愛そうだった?か?な?

絵本では とうせんぼをする役目の二人です(笑)

2005年05月15日

ビアマグ

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平成17年 5月14日 土曜日 晴れ

晴れた日はいつもタンクトップで働くキネジコ・
今日は窓からの風が肌寒くて金太郎シャツを羽織る。
あれれ?外は晴れているのになあ・
ま・そんな日もあらな・・ってね・

このマグカップの模様は 釉薬をマヨネーズのように絞出しながらヒトフデガキしました。
イッチン技法という名前があるのですが
失敗の許されないキネジコスペシャルです。(笑)

ロクロをまわす時や模様を施している間は無意識で息を止めるので
一つ完成するたびにハアハア。

マバタキも止めているときがあるのでコンタクトレンズが
乾いて赤目になります。 

いつも帰る頃には よれよれキネジコです。
粘土が顔についていたり 作業服が釉薬でそまったまま買い物に寄ると 
小さい子供が振り返ってジーっとみています。(

2005年05月16日

恩人リスト

70.png


平成17年 4月15日 日曜日 雨のち時々晴れ

疲労がたまったかなな? だるくて頭が痛い。
こんな日は 小屋の掃除と粘土の仕込み等をする。
元気一杯の時は 出勤と同時に粘土の大きなかたまりと
格闘をはじめるのだが・・

アトリエの壁には他のヒトには?なんじゃこれ?
のへんてこなものが貼り付けられている。
軍手に魚拓に欠けた茶碗・・さてこれは何でしょ?
答えは キネジコの恩人リストです。

どの品もキネジコが恩を受けた人たちの物。
忘れちゃならねえ・・と壁に釘で打ちつけた(笑)

一番の恩がえしは 私が咲くことと信じている。
苦手な仕事の時に見上げて淡々と作業する。


写真:イルカの試作その2・採用となるか?

2005年05月17日

棚田!

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平成17年 5月15日 月曜日 曇りのち晴れ

今日は 午前中ちょこっとアトリエで掃除をして小屋を閉める。
久里浜よりフェリーに乗って対岸の金谷港へプチ旅行。

古くからのこの水の道が大好き。
多国籍タンカーが行き交い
タグボートや漁船が大型船の間を急ぎ足で通り抜けます。

約30分の乗船の後 対岸の金谷からはドライブ。
キネジコが向かうのは 棚田と里山。

ここには見事な千枚棚田群があります。圧巻!
手入れをされた棚田の脇には季節ごとに花が植えられます。
この豊かな日本の心にまた感動。

次の目的地は里山。
この地にはまだ ”鎮守の森 ”がポツポツと残っています。
古い大きな樹木に囲まれてお社が建っています。

その昔 人々が夏祭りをしたのだろうな・・と
大きな樹に耳をあてお囃子の音を探ります。

あまり手入れされていないお社が心配・朽ち果てるのか?
しばらく佇んでいると 色々な精が挨拶に来る。
これが八百万の神?

私の中の日本人DNAが大きく深呼吸をする。

こんな素晴らしいものを置き去りにして
時代はどこへ行こうとしているのかな・
一緒に連れていけないのかな・
久里浜から葉山に戻る間の景色の違いに複雑な思い。

ちょっと憂国のキネジコでした。

昔作った水道のタイルがこちらにアップしてあります。
http://www.kineziko.com/tile2.html

写真:久里浜より金谷港へ向かうフェリーより・対岸は千葉・

2005年05月18日

カミングアウト・大食漢編・

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平成17年 5月17日 火曜日

昨日のお休みで充電完了・満タン!のキネジコです。
昨日頂いた 初カツオパワー?(笑)

告白するとキネジコは鯨飲馬食・
鯨のように飲み馬のように食します。

昨日も金谷の生簀小屋で
「初カツオ2人前をヒトツモリにして・・えっと・・それから
そこのサザエも三個ね・あ・・サザエは生でブツギリにして」
・・という感じなので 大抵どこのお店でもすぐに覚えられてしまいます。
「いい食べっぷり!気持ちがいいっ!」と
パシパシっと仲居さんに太い腕をたたかれます。

アモーレ・カンターレ・マンジョーネ・
これ至福なり・他に何もいらないキネジコです。


写真:絵本の場面用に試作・まだ生粘土です。完成するともっと綺麗に発色します。採用となるか?

2005年05月19日

木の国のケロドトス

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平成17年 5月18日 水曜日 晴れ

この木はワールド初のキャラクター・
名前は ”根あがりの木”
文字通り根っこが上がっています。
株屋さん!”値上りの木”じゃありませんよ(笑)

このミニケロドトスさんたちの遊ぶ姿を見て
作者のくせに笑ってしまいました。
だってそよ風に揺れるんですもの・

これは病院の待合室に納まります。
もう何年も前の注文の品です。(現在は注文受けていません)

陶器なので子供に割られてしまうのでは?
と思うなかれ・ ちゃんと子供は陶器を優しく扱ってくれます。
そこの病院には私の作品が数点あるのですが
みんな五体満足で可愛がられています。

子供のちびっちゃい指で ぶらんこを押されるのを想像するだけで
いと嬉し!う~ん!と太き身をよじるキネジコです。

2005年05月20日

今朝一番の仕事

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平成17年 5月19日 木曜日 嵐のち晴れ

昨夜の葉山は強風の大荒れ。
今朝アトリエの窓には葉っぱの破片が ちぎり絵状態で貼りついていた。
小屋周辺も落ち葉だらけ。

大きなタケボウキを片手に掃除を始める。

木に囲まれた山の中で 落ち葉掃除をするという事は禅の修行のよう。
深いものがある。
ギャグのようで不条理のようで馬鹿げてるようで・・
”はてな?”とチラチラ木を見上げながら問答するが
いつも答えが出ない。淡々とこなすしかない。
汗まみれで小屋に戻る。

おっと・先客!雨宿りのお客さんがチュンチュンと待っていました♪
小屋の隙間から入ったのね。
窓を開け放って”お家に帰りなさ~い”と追う。
約五分の追いかけっこ・やっと森に帰ってくれた。

これをしないと小屋の隅で死骸となってキネジコを卒倒させる。
以前 釉薬のバケツの裏で死んでいたスズメを発見した時には
心臓が止まる思いをした。

そんなこんなで一時間おくれの仕事始めとなりました。
取り戻すべく集中!我ながら今日はいい仕事したなあ・

2005年05月21日

壁画試作

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平成17年 5月20日 金曜日 快晴

波うさぎのタイル試作。

網いっぱいの玉子をもって月に向かうウサギたち。
網の穴からは玉子がポロポロと・・

貴方はどんな物語を想いますか?

2005年05月22日

去来するもの

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平成17年 5月21日 土曜日 晴れ

作陶中は 無心のことが殆どだが
慣れた仕事の時は色々な事を考えたり問答しながら作業をする。

最近キネジコの心の色が少し変わった。
今日は作業中そのことについて考えていた。
原因はこの日記かもしれない。
書くことによって自分の歩みを再認識し
確信がもてたような気がする。

What am I doing も分かってきたし
なによりも What do I want the most
も答えのしっぽが見えそうだ。

心のブレが取れて
ぼんやりとした夢がフォーカスを絞ってきたような気がする。

貴方の一番欲しいものはなんですか?

写真:月の海で遊ぶウサギ 直径45cm 壁掛けタイル

2005年05月23日

黄金の法則

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平成17年 5月22日 日曜日晴れ

右のほっぺ・左のほっぺ・

人生のつらい局面で学校で習う言葉が役に立つことがある。

昔むかし キネジコの外に展示してある作品が
朝来ると壊されている事が続いた。
植木鉢は粉々に割られて花が捨てられた。 
右・左・右・左・と頬を差し出すかのように 懲りずに作品を作っては 飾って・ 壊された・

”いつか哀しくなってやめてくれるだろうな”と期待していたが 終わることはなかった。
壊す人を知っていたが キネジコは何も言わなかった。

二年くらいたったある日 いい考えが浮かんだ。
因果応報の法則!
壊されるようなものを作っている自分が悪い・

そうだ!あの人は犬をとても可愛がっているから 動物の鉢を作れば壊されないかも・・
と生まれたのが 動物鉢シリーズ。

 一発目の魚の鉢が壊された。 がくう。
”そうだ・ 壊す人の良心に訴えよう・”と 
上目遣いで ”お願い・壊さないでね”と言っているような表情の馬の鉢を作った。

これがBINGO! 壊されなかった♪

ほっぺたの法則と因果応報の法則を採用して正解!

その人は今どこにいるのか分からないが
怨人 転じて 恩人となる。

キネジコはロクロの腕をあげ動物鉢は好評となった。
めでたしめでたし・

写真:昔の作品・植木鉢・begging dragons
芭蕉もびっくり!手をすり命乞いをするドラゴン達

2005年05月24日

空手

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平成17年 5月23日月曜日

昨日の日記の続きです。

キネジコの理解者が全くいなかった頃
メソメソする気持ちに克とうと極真空手道場に通った。
今おもうと見当違いの修行ですが(笑)

意地悪の相手を憎む気持ちが嫌だった。
造り手の心に黒い煙が立ち込めると
作品にも出てしまう。

修行の結果は悲惨なもので
空手の試合では女自衛官にカカトオトシをお見舞いされ秒殺・
練習では スパーリングで腕を痛めて粘土に支障が出た。

突き指で曲がった指をみて
人をのろわば穴二つ・・と辞めた。

キネジコの恥ずかしい過去です。
でも空手はとても楽しかったので胴衣は捨てずにしまってあります。

*お陰様で今は理解者も増えて
幸せに仕事をさせていただいています。

押忍

写真:眠気と戦うケロドトス:正拳中段突きの型

2005年05月25日

でこピン

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平成17年 5月24日 火曜日 快晴

今日はとても暑かった。
タンクトップになっても暑いのでクーラーを見上げるが我慢。

ケロドトスの絵本の作品が出来たので撮影しながら
草むらのケロを思い出す。

昔 女子大にペットのカエルを連れて行ってしまったことがある。
遅刻しそうでバタバタとポッケにいれたまま登校した。
教室でケロを取り出すと
女学生たちがキャーキャーとまるで羊の群れのように
逃げ回るので教室中が大騒ぎになってしまった。

入れ物がなく
おとなしくしていないカエルにこまりはてて
キネジコは奥の手を使った。

カエルの頭のテッペンに 力を込めて でこピンを一発!
パコッと音がして カエルがしばらく気絶してくれる。

今度は女学生達から ”かわいそ~!”の声が上がる。

世の男性の気持ちがわかる?ような気が・・
おなごはうるさいなあ・・やれやれ・・ってね(笑)

結局そのカエルは校庭の草むらに放すハメに。(笑)

写真:草むらで一夜を明かしたケロドトス・次回の絵本に登場します。

2005年05月26日

それゆけケロドトス!

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平成17年 5月25日 水曜日 快晴

すっかりカエル職人と思われてしまっているのではないかと
ちょっと心配なキネジコです(笑)

これは櫻の季節に作ったのでケロが桜色に染まっています。
作品は一点ずつ日記のように 
その時のシーンも焼きこまれています。
この子には満開の山桜と暖かな春の日差しが焼きこまれています。
同時に 作者の心の色も焼きこまれてしまいます。

”一点の曇りもない心”
その事が ワールド創造主の責任と思い
日々心がけているのですが・・

小屋に時々鳴り響く
”ぼろはまっとえっど こころっの錦”のド演歌・
皆は大笑いしますが素晴らしい唄だと思って時々聞いています。

カミングアウトその2・
はい・キネジコは演歌好きです・
歌わないけど聞くのが好きです・

写真:最高のジャンプを求めてサバンナをゆくケロドトスです。
次の絵本に登場します。

2005年05月27日

ケロドトスの絵本!4!完成!

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平成17年 5月26日 木曜日 快晴

快晴続きの春に歓びいっぱいのキネジコです。
美白ブームの折 もうバルコニー仕事で日光をあびてしまい
肩や腕なんか真っ黒です。

その昔 小説を書く人から
”島の女”というような本をプレゼントされたことがあります。
主人公の名前はマリア(笑)
”赤銅色に日焼けした丸太のような太い足が・・”
という行が印象的な本でしたが・・
赤銅色のキネジコもすぐそこです。(笑)


ケロドトスの絵本4が出来ました。
こちらにアップしてあります。
http://www.kineziko.com/kerodotos4-cover.html

京都へ

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平成17年 5月28日 金曜日

今日は壷を作る。
父に頼まれた骨壷。
ふう。色々考えてやっぱり無地に近いものになる。
音楽好きの父は ♪の絵柄を散らせてほしいと言ったけど
タンゴ調の楽譜にするかシャンソンにするか・・
などと迷っているうちに夕方になってしまった。

マージャン好きの父の蓋の裏には 
”完了”ワンラ・の文字を こっそり描き入れた。
骨になった父が壷の中で蓋を見上げて笑う・・という手はずだが・・
母の分もお揃いで作る。
無地にワンポイント。さて気に入ってもらえるかな?

貴方はどんな骨壷に入りたいですか?

明日から二日間 京都へ参ります。
三十三間堂に京都美術館。
沢山お勉強して充電してきます。
今回のお勉強のテーマは”お顔”です。
人魚のお顔が優しくなるかな?

日記は一日お休みです・

Be good and I`ll be back soon.

Love,
Kineziko

2005年05月30日

復帰!

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平成17年 5月29日 日曜日

Wonderful Kyoto!

すっかり京都に魅了されて帰ってきたキネジコです。


人は優しく 美術品は素晴らしく世界文化遺産を巡り 
感動!感動!の嵐でした。

大原三千院・清水寺・東本願寺・西本願寺・三十三間堂・太秦・
蓮花寺・銀閣寺・金閣寺・二条城・曼殊院・平安神宮・
祇園・先斗町に川床・大市・ よかったなあ・ 

祇園祭や秋の紅葉の時にも訪れようと思います。

キネジコ復帰!
あの弥勒菩薩さまに一歩でも近づけたら・・
の想いを秘めて。

写真:蓮華寺のお庭

2005年05月31日

お顔

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平成17年 5月30日 雨

ほんの一泊の京都旅行だったけれど
仏像やお釈迦様の姿が頭から離れない。
古から人を魅了してやまないものの理由が分かったような気がした。

添付写真は三千院の庭にいたかわいいお地蔵様。
手前で遊ぶのが孫で 
後ろにいるのが 御婆ちゃんと御爺ちゃんだそうです。
孫の遊ぶ姿を見て喜んでいる図・・なんとも微笑ましいですね。

京都では気に入るお土産がなかったので何も買わず。
今日は この記憶を元にキネジコ村のお地蔵様を試作しました。
この姿がとても面白いので
アトリエで一人 笑ってしまったキネジコです。
完成をお楽しみに!

2005年06月01日

土鍋の思い出

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平成17年5月31日 火曜日 嵐のち晴れ

京都で土鍋に会った。
高温のコークスで熱々に焼かれて配膳される。
"うわ・・よく割れないなあ・・”

その昔 土鍋を沢山作った事を思い出した。

カエルさん・お魚さん・お家の形・・・etc
可愛くてカラフルな土鍋が並んだ。

土鍋は作るのにとても手間がかかる。
まず土鍋用の粘土を取り寄せる事から始まって 
鍋の取っ手・ 蓋の取っ手・取れないようにしっかりと造る・
出来上がってからは
ひび割れしていないか水を入れて火に掛けてみる・

これは買手がすることだが 新しい土鍋は ”水止め”といって荒い粒子の粘土の隙間を埋める為に
少量のおかゆをたかなくてはならない。

土鍋は好評でよく売れたのだが
キネジコは頭をかかえる日々だった。

・・ああ・・あの新婚さん・・ちゃんと水止めしてくれかな?
・・うう・・あの老夫婦 土鍋の取っ手が取れちゃって 火傷なんかしていない?かな?
・・・ああ・・あの別荘族のKさん・・鍋パーティーの最中にドッカ~ンなんて鍋が破裂して
皆の笑いものになっているのでは?・・お怪我は?火傷は?

と心配で心配でタメ息ばかりついていた。
結局 その一冬だけで土鍋を作るのを止めてしまった。

京都でこの土鍋の仕事振りを見て
”土鍋中止は正解・・”と心底思う。

土鍋は土鍋やさんのつくったものが一番です。はい。

写真:大市さんのおなべ

2005年06月03日

六月!

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平成17年 6月2日 木曜日 曇り時々雨

まだ京都ショックの中にいる。
物を作る人はきっと皆そうなるとと思う。

もう何日も作っては壊す・・を繰り返す・
自分の中のハードルが上がってしまった。

あのように素晴らしいものに触れてしまうと
ノックアウトされて当たり前なのだが・

でもたった一つ私の勝っているものがある。
それは 今この世に生きているということ。
お墓の中の徳川将軍だってうらやましいに違いない。

今日もめいっぱい仕事をする。
もう六月・一年の折り返し点・
present is a present!
がんばりまひょ・

写真:昨日の続き・台風一過の景色

2005年06月04日

いい雨

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平成17年 6月3日 金曜日 曇り時々雨

雨の日は 窓を開け放ち 森の音を聞きながら仕事。
あっという間に 蚊の襲撃をうける。
おでことホッペタをポリポリ。
網戸が必要な季節になりましたね。

森カエルの鳴声に誘われて散歩へ。
棚の長靴を手にして まず中を覗き込んで・逆さまに振って
”巨大ムカデ”のいない事を確認してから履く。

この虫に刺されると ものすごーーーーく痛い。
大人でも泣いてしまう。

森は大忙し。うぐいす達は鳴きのお稽古に励んでいて
虫たちもガサガサとなにやら動き回っているな。。と
嫌な気配・・・
大きなマムシに出遭って逃げ帰る。 
いくら動物好きのキネジコでもこれだけは・・・・

写真:初期の頃の作品 妖精ハウス お城編

2005年06月05日

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平成17年 6月4日 土曜日 曇り時々晴れ

咳がコンコン止まらない。

このところ仕事の帰り道に高速を飛ばし横浜方面へ。
お目当ては大型銭湯。
2,3日ほど前に露天のオンドルで寝入ってしまい
しばらくの間 裸で雨にうたれてしまった。

元気だけがとりえのキネジコ。
咳き込むたびになんだか病弱な気分で嬉しくなる。

咳つながりで山本夏彦の著書 無想庵物語を思い出す。
キネジコの大好きな本です。お薦め。
著書の中に出てくるコキュ(間男)という語感がすきなのだが
キネジコストーリーには登場させられず(笑)

家では風呂に本を持ち込むので 
本もふやけて太ってしまいます。
カウンターの店などで一人食事する時も
手持ち無沙汰なので本を開く時があります。
お醤油が点々と・
肝心なページがくっついて読めないことも。

キネジコの本は皆 ヨレヨレ・スゴイ姿になっています。
ほとんどamazon.comで購入するのですが
”貴方買った本が今なら+++円で売れます”
という自動メールが届くけど・・


写真:妖精のためのお城・初期の作品

2005年06月06日

銭湯

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平成17年 6月5日 日曜日 夏日

今日は暑いので クーラーをつける。

このところの銭湯通いでキネジコのつくる女の人の
体のラインが変わってきたかな?

銭湯には若い女性、おかあさんと赤ちゃん、初老のひと、
少女・・etcとさまざまな年代の女性がくる。
女の一生が集合しているみたい。

ちょっと筋肉が柔らかく融けてきたくらいの年代の女性が美しいと思った。 懐の広さも感じさせてくれる。

孫の手をひくおばあちゃん、母と娘などが湯場でくつろぐ様子は江戸の風俗の浮世絵のよう。

キネジコの銭湯通いはしばらく続きそうです。


男性の皆様、すべてのレディに優しくしましょうね。

写真:妖精のためのお城 初期の作品

2005年06月07日

きのこ博士の思い出

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平成17年6月13日 晴れ時々曇り

むかし皮膚科の有名な教授からきのこ制作をたのまれた。
かれはきのこ好きで自宅に mushroom という部屋まで作って
世界の マッシュルームグッズコレクションを並べていた。

”なぜキノコがお好きなのですか?キノコのチャームポイントは?”と訊ねるキネジコに先生は
”菌は目に見えないところで人類の役に立っているのですよ。
菌のお陰で皆生きていられるのです。皮膚病だって菌によるものが・・・・ところで 貴方の名前は素晴らしい。"

"はあ?真理子なんて平凡な名前ですが・・”

”いやいや・ 真理子の真の字は 真菌の真の字と同じです。
僕も真菌の真の字を子供の名前につけましたよ。あはは。”

・・愛すべき人間ですね。
私の作ったキノコも喜ばれて
おまけで作ってあげた きのこだらけのお茶碗や湯呑にご満悦・
 
お供の人たちもホッとした様子。

楽しかった真菌の思いでです。

2005年06月08日

きのこ博士の思い出2

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平成17年 6月7日 火曜日

昨日の日記の続きです。

注文のキノコも無事に車に納まり
お見送り・・と思いきや 佐島マリーナでお食事を。
ということになりお供する。

アカデミックな博士との食事中の会話は
やっぱりアカデミック。
”湘南とは中国の湖南(こなん)という所にちなんだのですよ。
私も学会で訪れた際に・・・”と言う感じで食事がすすむ。

やがて綺麗な夕焼けが。
漁にでていた 船が次々と佐島の港を目指し返ってくる。

キネジコは
”先生、私ね 漁船が 尻に帆をかけて いそいで港に帰ってくる様が大好きなの。
 釣りをやっていた事があるので
漁が終わったら一刻も早く家に帰りたくなる気持ちがよく分かるの・・
ほら、みんな船の先頭がもち上がって見えるでしょ?”

”・・・・まりこさん・・・尻に帆かけて・・より・・
日本語には 帰帆(キハン)という美しい言葉があります。”

アウチ・

キネジコはアドレス帳も顧客リストも何ももっていない。
頂いたハガキも名刺もポッケにいれてすぐに無くしてしまう。
そんな調子なので 人と別れるときは 今生の別れと想って
さよならを言う。

先生はご病気だと言っていたので
長い時間ハグして別れた。

小柄な先生が 技を掛けられてるように見えたのか?
お供の人たちが慌ててたっけ(笑)


添付の写真の作品の名前を ”帰帆”としようか?な?

2005年06月09日

こんな日もある・

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平成17年 6月8日 水曜日

咳が止まらないので 出勤前にかかりつけの医院へ。
・・あれ道を間違えたかな?・・ない・・
 医院が消えて更地になっていた。びっくり・・

仕方なくアトリエへ。
暑いのでクーラーをつける。
しばらくして ポトポトジャージャー
クーラーから水漏れが始まる。
電気屋さんに来てもらう。

やれやれと粘土に向かうと
馬のひずめの音が騒がしい。
放牧してある柵から二頭逃げ出し
睡蓮鉢の葉っぱを食み 水をすすっている。
山を降りて国道におりたら大変!
たまたま厩務員が昼休み!
キネジコは 馬を捕まえる為に 二時間も走り回った。
 バケツに好物のフスマを入れて 新芽を食んでいる馬に
”ほーら こっちのほうが美味しいよ”とバケツをたたきながら声を掛けるが見向きもされない。
フスマより新芽のほうが美味いのだろうな・・

枯葉の季節ならばフスマ食べたさに 馬がすぐに寄ってくるので
簡単につかまえられるのだが・・
なんとか 角に追い詰めて 周りをロープで囲んで
一件落着・

やっとロクロに向かうが 走り回ったので咳が止まらない。
仕方ないので アトリエの掃除と粘土を仕込んで明日に備える。

ま・こんな日もあらあな・・ってね。(笑)
咳が治るまで 銭湯通いはお休み。

2005年06月10日

10円玉

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平成17年 6月9日 木曜日 晴れ時々曇り

コンコン咳が止まらないので遠くの病院へ行く。
レントゲンをとったら 肺に10円ほどの影。
来週大きな病院で再検査の予約。

ガンと決まった訳ではないが いい機会・
アトリエで粘土をいじりながら
まず自分の人生を振り返る。

泣いて笑って スッテン・コロリン・
何も思い残すことはなかった・
毎日 精一杯過ごしてきてよかった。


次に周りの人達(被害者?笑)のことを思う。
残す言葉は? と一人ずつ残す言葉を考える。
どの人を思い浮かべても
 ・・ありがとう・・この一言以外思い当たらない。


早いなあ・・もうお別れか・・・
別れはいつか突然来るというけど本当だなあ・
と想うと 涙が溢れる。
死ぬことが哀しいのではなく お別れが哀しい。

これから 長生きするにしても
早く死んでしまうにしても

わだかまり・勝ち負け・損得なんかを超えて
もっと周りの人たちに優しくしなければ・・

涙と一緒に自分の業も少し流れたような気がする。

次に窯の作品を見る・
・・・・・うわ・・
満足できるものが まだ一つもない・・

自分の命が永遠と勘違いして
いつまでも ”習作”ばかり作っている・

party is over・

もっと真摯に取り組まなければ・
と作品の整理をする。

このアイランドは自分の夢や自己実現をするところ・
キネジコも 夢をうちたてて・・と
ずっと考えてきたけど 答えは もう見えている。

”作品に願いや想いを焼きこめて自分が満足できる作品を作ること”

この一点だけ・ 

これがキネジコの一番欲しいもの・

結果はおのずとついてくるはず・

それを人が見て感動してくれたらこれ以上の幸せはない。
没後でもいい・

果たして 全身全霊全知全能を注ぎ込んできたか?
と自分に問う。
答えは否・
まだ余力をのこしているじゃないか・

かっこ悪くても鼻水たらしても笑われても
このことだけにフォーカスを絞って粛々とやろうと想う

10円玉

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平成17年 6月9日 木曜日 晴れ時々曇り

コンコン咳が止まらないので遠くの病院へ行く。
レントゲンをとったら 肺に10円ほどの影。
来週大きな病院で再検査の予約。

ガンと決まった訳ではないが いい機会・
アトリエで粘土をいじりながら
まず自分の人生を振り返る。

泣いて笑って スッテン・コロリン・
何も思い残すことはなかった・
毎日 精一杯過ごしてきてよかった。


次に周りの人達(被害者?笑)のことを思う。
残す言葉は? と一人ずつ残す言葉を考える。
どの人を思い浮かべても
 ・・ありがとう・・この一言以外思い当たらない。


早いなあ・・もうお別れか・・・
別れはいつか突然来るというけど本当だなあ・
と想うと 涙が溢れる。
死ぬことが哀しいのではなく お別れが哀しい。

これから 長生きするにしても
早く死んでしまうにしても

わだかまり・勝ち負け・損得なんかを超えて
もっと周りの人たちに優しくしなければ・・

涙と一緒に自分の業も少し流れたような気がする。

次に窯の作品を見る・
・・・・・うわ・・
満足できるものが まだ一つもない・・

自分の命が永遠と勘違いして
いつまでも ”習作”ばかり作っている・

party is over・

もっと真摯に取り組まなければ・
と作品の整理をする。

このアイランドは自分の夢や自己実現をするところ・
キネジコも 夢をうちたてて・・と
ずっと考えてきたけど 答えは もう見えている。

”作品に願いや想いを焼きこめて自分が満足できる作品を作ること”

この一点だけ・ 

これがキネジコの一番欲しいもの・

結果はおのずとついてくるはず・

それを人が見て感動してくれたらこれ以上の幸せはない。
没後でもいい・

果たして 全身全霊全知全能を注ぎ込んできたか?
と自分に問う。
答えは否・
まだ余力をのこしているじゃないか・

かっこ悪くても鼻水たらしても笑われても
このことだけにフォーカスを絞って粛々とやろうと想う

2005年06月11日

何の花?

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平成17年 6月10日 金曜日 入梅

朝から静かないい雨がふっている。
今日からまた決意も新たにアトリエに向かう。
きりりと締め上げた 12枚コハゼの地下足袋が心地いい。
・・でも駐車場からアトリエまでの 水たまりでビショビショに・

こんなことでも 可笑しくて ニヤリとしてしまう。
人生のendを知ると 雨の音さえ 鮮明に・
濡れってしまった地下足袋も 楽しくてしょうがない・
まさに この世が極楽浄土なんだな・・ってね・
目に映る色が 粒子単位の3D感覚で見えてしまう。

今日は ずっとわだかまりのあった人に電話をする・
驚く相手にいきさつ(死について気がついたこと)を話して

”私が全部悪かった。 どうぞ仲直りをしてください。
とお願いをした。

もう勝った・負けた・プライド・言った・言わない・・

なんてどうでもいいこと。それは命あるものの贅沢・
相手が悪いと思っても自分にも原因がある。
だから全部キネジコが悪い・
どうぞキネジコの為に仲直りをしてくださいと 伝えた。
躊躇して口ごもる相手に 何度も
”お願い・この電話で仲直りして・本当にごめんね”

・・ちょっと強引だが 最後は仲直りしてくれた・
あとは 冗談をいって エールを送りあって電話を切った。

心の中の黒い煙が一つ消えた。
”仲直りしてくれてありがとう!”
帰り道の花畑が 梅雨に煙っている。

心の中の黒い煙が取れるほど
色が鮮明に脳に届くのは 何故?
音が鮮明に聞こえるのは何故?
万華鏡の中にいるようで 酔いそうになる・

写真:帰り道の花畑 奥の綺麗なサーモンピンクのお花は 新顔・街で流行のお花かな?

2005年06月12日

who`s first?

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平成17年 6月11日 曇り時々雨

いい雨だなあ・・
咳も止まり 元気に復活!
それにしても コンコン咳は消耗したなあ・

出掛けに 病院の先生から電話を頂き 紹介状を取りに行く。
ついでに血液検査の結果も聞く。
すべて正常値で合格・ ホッ・

女はなんて逞しいのか・・と思う・
まだ ガンと決まった訳ではないのに
もう次のことを考えてアトリエに向かう

大げさだけど 辞世の句を詠む気持で・・ 
辞世の作品を愛する人たちに遺す気持でひねる(笑)

さてここでクイズです・

まずごく自然に・・最初に誰にむけて 辞世の作品を捧げたでしょう?

不思議ですね・
それは 母です・

二番目以降は・・・・書いたけど消しました。
やっぱりこれは内緒にしておきますね(笑)

写真:thanks for giving me a birth..little angelica for mama

2005年06月13日

クレヨンとぶらんこ

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平成17年 6月12日 日曜日 夏日!

母を思いながら作品をつくる日が続いていて思い出したことがある。

大昔 キネジコがアーメンの幼稚園に通っていたとき

”キリストさんは 自分もお腹が減っているのに ほか人たちにパンを半分分け与えたのです。”

朝の礼拝堂で聞いた このお話にとても感動した。

キネジコはさっそく クレヨンをわすれてきたお友達に 
配られたばかりの クレヨンを全部ポキポキと半分に割って
大きいほうをあげた。

数日後 母が呼び出されて シスターと三者面談・

お道具箱を前にして 

”お母さん、見てください。まりちゃんのお道具箱・ 
クレヨンはボロボロ・粘土はからっぽ・・・なぜこうなるのですか?だらしないですね”

二人にはさまれ 長い時間 キネジコは貝のようにだまって
なにも答えなかった。 

やがて根負けした二人に開放された キネジコは 
お空にいるという神様に 質問(苦情?)があったので 高いところへ跳んでみた(笑)

幼稚園のぶらんこを一番高いところまでたち漕ぎをして
勢いをつけ 手をはなして 跳んだ・

病院へ搬送され ひざ小僧と唇を縫った。

再び母が呼ばれて 大騒ぎの一日となってしまった。

その日以来 キネジコは
ぶらんこから落ちる程・運動神経が悪く&とてもだらしのない子・・
となってしまうのだが・・(笑)

2005年06月14日

梅雨です!この子達の出番です!

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平成17年 6月13日 月曜日 夏日

今日は一日 PCに向かって カロッコの絵本を仕上げる。
アトリエを休む事は滅多にないのだが
カタツムリの季節になってしまったので
これ以上 遅れる訳には・・(笑)

ちょっとだけ 粘土を触りに・・
という気持を なだめながら 
気がついたら 深夜になっていました。
こちらにアップしてあります。

http://www.kineziko.com/carocco-cover.html

楽しんでいただけたら幸いです。

今年の梅雨は 是非 まいまいかぶり(カタツムリの天敵)
に遭遇してみたいと 思っています。
あののんびりした カロッコたちが 慌てて丸くなる瞬間を
見てみたいものです。

明日いい雨だったら
休憩時間 森へ出てみようと思っています。
(マムシさん、出ないでね!!!)

2005年06月15日

おサルの足

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平成17年6月14日 曇り時々晴れ

陶芸と出会う前の馬との思い出。

馬で海岸まで乗りにいった時の話。
キネジコは乗るのが下手で 馬の言いなりになってばかりいた。

海岸ではインストラクターの後ろをついて行くのだが
キネジコの乗った馬がいきなり ザブザブ海の中へ・・

それならば・・ということで 後日早起きして
馬と泳いで見ることに。

海岸で馬の鞍をはずして ハダカ馬にしてから
自分も水着姿になる。

馬は江ノ島にむかって 本当に泳ぐ。
手綱はつけているのでちゃんと御せる。
陸で乗るより面白かった。
馬は足の届かないところを平気で泳ぐ・

問題は海岸に戻ってから。
キネジコのフトモモからスネにかけて足の内側に
びっしりと黒い馬の毛が貼りついて
おサルの足みたいになる。
特に足の付け根のオマタのところが・・
人に見られるとかなり恥ずかしい。


そのままズボンをはいて 帰るのだが・・
馬を洗ったり・・など 色々と後始末が大変なので 
馬との海水浴は2回ほどでやめてしまった。

楽しかった馬との思い出。
もう何年も乗ってないなあ・・

写真:その頃作った習作(見たことはヒミツにしてね)

2005年06月16日

人魚さんのおしり

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平成17年 6月15日 一日雨

静かないい雨が降っている。
明日は病院で精密検査の日だけど
咳が止まっているので もうすっかり元気に過ごしている。
それでも時々 ”もしやガン?”と頭をよぎる。(笑)

人魚さんに 今頃の女の子みたいに
ローライズの尾ひれをはかせてあげようと
この子におしりを作った。
この上にウロコを貼っていくのだが・・

迷った挙句 最終的に
この子のおしりにはウロコを貼らずにこのまま焼くことに。

・・・出来上がって 作品の後ろに廻った人が驚くかな?(笑)
それとも この子に叱られるかな?

キネジコにとって おっぱいとおしりは 
”命のシンボル”
なので このほうが落ち着くのです。

2005年06月17日

100件!

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平成17年6月16日 木曜日 雨

気がつくともう日記が100件になっていました。
いつも読んでくださっている方 ありがとうございます。
今日から日記は 新しいボードへ引っ越しました。

http://www.opinet.jp/board/show.do?commId=33&roomId=360&bbsType=0

こちらで会いましょう!

新しいボード

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平成17年 6月16日 木曜日 一日中雨

今日は早朝より病院へ。
MRAにCTについでに乳がんの検査も・
もみくちゃにされて(笑) 結果を待つが 
”結果は主治医のもとへ送ります”とのこと。
ちょっとがっかり・
アトリエに行くには中途半端な時間・
ということで車を飛ばして横浜の中華街へ・

大きな病院にしても中華街にしても 久しぶりに行くと
時代の変化を感じる。

病院は 貴賓扱いしてくれ 
高速道路は湾岸道路からそのまま横浜に行ける新しい道ができて便利!
中華街には 地下鉄の駅が出来ていた。
なによりも・・
いつも行くお店の接客態度がとてもよくなっている。
中華街特有のあの ちょっと急がせる感じの接客態度が
消えていた。他のお店もそうなのかな?

世の中 サービス向上の風潮?

充電完了!明日からまたがんばろう・

写真:童子のおしり

2005年06月18日

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平成17年6月17日 金曜日

たった一日休んだだけのアトリエなのに
鍵をあけて入った時の 土の匂いが懐かしい。
あ・・やっぱり此処にいるのが一番幸せ・・ってね(笑)
いいロクロ仕事をして 満足な一日。

帰り際、久しぶりに妹から電話・
8月に会う約束をする。

この前彼女の家に遊びに行ったときに
キネジコの可愛がっていた 大きな亀を隠し持って行った。
かわいい姪っ子たちにプレゼントしようと思って
来客用トイレの洗面台に亀をそっと置いてきたのだが・・・

翌朝 真面目な彼女から抗議の電話(笑)

結局 亀は ”ベッカメ”という名前をつけられて
姪っ子たちの通う幼稚園で 飼われることになり
現在も園児達の人気者になって毎日幸せに暮らしている。

姪っ子によると
”ベッカメは亀のくせに走るのがとても速い”らしい。

めでたしめでたし。
今度は カエルをプレゼントしようかな?

2005年06月19日

明日は父の日

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平成17年6月18日土曜日 夏日曇り時々晴れ蒸暑い

今日は風もピタリと止み窓を開けても暑いので
クーラーをつけ快適に仕事する。

このところのカロッコや童子の制作の反動か
食器をひねっている。

それも ロクロで茶碗をひくのではなく
道具を使わない100%作りの仕事。 

手ろくろもつかわず なめし皮も使わない。 
竹串で削ることもしない。どうしても・・という時にだけ
水を少しつかうだけ。

出来上がる 茶碗の形は 拙い感じがするのだが・・
これがとても楽しい。
あっという間に五時になる。

このシリーズは ここで発表できない(?)かもしれないが
”自分で使いたいもの”をテーマに始めた。
久々に 日本古来の釉薬で焼いてみようと思う。
志野?織部?

明日は父の日。
岩牡蠣を沢山取り寄せたのでむいてあげることにする。
帰り道にシャンペンを買う。

2005年06月20日

気がついたこと

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平成17年6月19日 日曜日 曇り時々晴れ 夏日 クーラー

ケロドトスの一番欲しいものは 最高のジャンプ・
ガストレインの一番欲しいものは世界一の ファッション・

これはキネジコにもあてはまる。
”あの人は なんでいつも泥だらけなのかしら?
よく恥ずかしくないわね・”と怪訝に思う人。
 キネジコから見れば
”あの人は どうやっていつも最新のファッションに身を包んでいるんだろう。
買い物の時間がもったいないなあ”

金が一番欲しい人・名誉が一番欲しい人・
恋が一番欲しい人・ゴルフのスコアを縮めたい人・鼻を高くしたい人・・

人は自分の追っているものこそ
一番素晴らしい事!と思い勝ちだけど
それは 目くそが鼻くそを笑うのと同じ。

どれにも 貴賎はない。 
同じなんだ・・・ってね。

恋が欲しい人を お金の人が笑えない・
お金の人がファッションの人を笑えない・

要するに個人が それぞれ”憑依”されているものが違うということかな?
キネジコは 完全に粘土に憑依されている(笑)
お金に憑依されている人と話しても
”お互い様”と思えば 自然と笑ってしまう。

最近、自分にはとても力があるんだぞう・・えっへん・
という紳士と話す機会があったのだけど
 
”なにかに憑依されているのは お互い様”と思って接したら
腹が立つどころか 微笑ましくてたまらない。
濃い人ほど人間らしくて楽しい。

後姿に ”がんばってね”とエールを送る。

このことが ”違いを認めること”と 最近思う。

2005年06月21日

病院へ

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平成17年 6月20日 夏日 クーラー

出勤前に病院へ検査結果を聞きに行く。
MRAにMRIにCT・・etc 沢山のフィルムを見ながら
先生が丁寧に解説をしてくださる。
キネジコは 自分の”目玉つきの頭蓋骨”に
ついつい歓声をあげながら聞く(笑)

結果・肺も脳も乳もなんの心配もいらない・との事・
ガン疑惑が晴れてホッと一息・アトリエに向かう。

もう辞世の作品をひねっていたのに(笑)
・・でも この一連のガン疑惑でキネジコはとても沢山のことを
学んだ。

途中 長者ヶ崎に寄る。
波うち際を歩きながら頭を整理する。
寄せては返す波の音・・ってね。砂が優しく暖かい。
お天道様に感謝する。

この気持をいかなる時も忘れずにがんばろう・・ってね。
日記を読んで 心配してくださった方、
ありがとうございました。
キネジコは元気にがんばるので 見守っていてくださいね。

写真:長者ヶ崎の人魚

2005年06月22日

脱輪

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平成17年6月21日 火曜日 晴れ クーラー

キネジコのアトリエは山の中の細い一本道の先にある。
今日はちょっとしアクシデント発生。
アトリエまであと一歩というところで
大型クレーン車が 溝にはまって傾いている。
細い道はとうせんぼ・

アウチ

よく見るとキネジコも以前脱輪した同じ”魔の側溝”だった。
その溝はフタがなく 落ち葉がおおいかぶさっていて
溝の存在が全く分からない場所。
まるで 落とし穴(笑)

クレーン車の運転手さんが二人駆け寄ってきて
”おねえさん、すまないけど クレーン車を引っ張り出すのに
昼ごろまでかかりそうだから この道を通るのはあきらめてくれねえか?”

”あいよっ”
ってことで近くに車を止めて キネジコは登山出勤。
近道のつもりで藪をかきわけること約50分。
足場の悪さにかえって遠回りになってしまった(笑)

おまけにタンクトップの肩や腕に蚊の襲撃を受けてしまう。
一日中 背中をポリポリ
道路を歩けばよかったなあ・・

今日は 食器の新作開発をする。
あっという間に五時になり 下山帰宅。
溝のクレーン車の姿は消えていた。

ホンマデッセさんたちを思い出し懐かしむ。
もう窯を据えて何度目の梅雨?

2005年06月23日

伝統釉薬

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平成17年 6月22日水曜日 一日中雨

今日は朝からいい雨が降っている。
アトリエの窓を開け放ち仕事をする。
ザーーザーー・・ってね・

試作中の食器の釉薬のことで
いつも使っている材料屋さんに電話する。

「もしもし 今回は志野釉薬と織部釉薬の原料を注文したいのですが」

「はあ? キネジコさんが使うの?」 

「はい。たまには 伝統釉薬を使った 食器などをやろうと思って・・」

「だめだよ・ 売らないよ・絶対ダメ・」

「はあ?・・なぜ?」

社長さんの意見を要約すると

1・産地に行けば 織部焼きや志野焼きを
現代風にアレンジしている作家さんたちや職人さんたちが
沢山いる。
その人たちは それ専門に人生をかけてやっているから
いまさらなにをやっても 模倣にしかならない。
だから おやめなさい。

2・かりに秀作ができたとしても 
上野にある 先人達の作った織部や志野焼きに
かなう訳がないのだから時間の無駄になる。
だから おやめなさい。

・・・だめと言われれば欲しくなるのが人情(笑)
いわゆる織部焼きや志野焼きに 足を踏み入れないことを
約束して なんとか売ってもらう。

電話をきってしばらくの間 
周りに想われていることに 嬉しくなる。

で 約束を守れるのかって?

・・・・・・・。

写真:困った顔

2005年06月24日

オリーブの冠

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平成17年 6月23日 木曜日 雨のち晴れ クーラーつける

雨のあと晴れる。
森の小路から水蒸気。
休憩時間カロッコを探しに森へ散歩するが
蒸し暑さに引き返す。

暑さ・・
昔 キネジコがトライアスロンをやっていた頃
山形で開催さた「おしんレース」に出場した事を思い出す。

女子の部門で二位だったのだが
結構キツイ夏の大会で レース終了後の表彰パーティの時には
ヒザの激痛や怪我なんかで もう ヨレヨレになっていた。

いよいよ名前をよばれて表彰台へ ヨレヨレと出向く。
山形らしく お米と ガラスのトロフィと 表彰状を頂く。
優勝者にはそのほかにオリーブの冠。

男子の優勝者と握手して話をした。
ヨレヨレのキネジコとは違って 
その青年はオリーブの冠を頭にのせて爽やかに微笑んでいる。
聞くと東京からの出場者。
なんと東京から自転車でやってきたという。

「まさか 東京までまた 自転車で帰るの?」
驚くキネジコに 爽やかに微笑んでうなずく。
クニタチに帰るという・

パーティの途中で青年は リュック一つに荷物をまとめて
ヒョイと 自転車にまたがって消えていった。

キネジコが ガクガクのヒザで唖然と見送っていると
一回だけ振り向いて 手を振ってくれた。
オリーブの冠を頭に載せたまま微笑んでくれた。 

この思い出は 時が経つほど美しくなってゆき
今ではすっかり その時の青年の姿が
ギリシャ神話に出てくるアポロンのようになってしまった。

キネジコの作る青年はこの思い出とだぶっているかも。
 

2005年06月25日

昨日の続き

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平成17年6月24日金曜日 晴れ時々曇り蒸し暑っ! 

昨日トライアスロンの記憶を書いたので
もうひとつ思い出した事がある。

これは大会の名前を書けない話。

キネジコがフルのトライアスロンに出場し
妹が同時開催の ハーフトライアスロンに出場した事があった。

これは 追浜にある日産の工場の中の広い敷地を使った
大規模なレースだった。 
海から上がると アスファルトの照り返しのキツイ中を
自転車とマラソンがまっている。 
キネジコは終始 女子のトップを走っていた。
いつも 二位に甘んじていたキネジコは
優勝目指して死ぬ気でがんばった。アスファルトでの競技は
消耗がきつかった。
キネジコより 先にレースを終えた妹が
一生懸命応援してくれているのがわかった。

同じ敷地をグルグル廻るので 応援の人は
”あと5周!”などと 教えてくれる。
あと1周!・・と妹が教えてくれた頃から
 キネジコのすぐ後ろに 
シャラポアのような足の長い金髪のおねえさんがピタリとついた。

アウチ

ゴールを目の前にして短足キネジコは 長い足に抜かれてしまった。
また二位か・・・
と競技場の片隅で転がって表彰式を呆然とまつ。
最終ランナーがゴールしても
なかなか 表彰式がはじまらなない。

ふと事務局を見ると 妹が大会委員に向かって
猛抗議をしている。

金髪さんが二位で
キネジコさんは三位です。
ということだった。
はて?なぜ?

この大会には女子の招待選手が参加していて
実際その招待選手は 金髪さんとキネジコを抜くことができず
一周足らずでゴールしたのを 妹はちゃんと見ていてくれたのだ。
大会本部としては 招待選手を表彰しないわけにはいかず
なかなかその事実を認めない。

結局キネジコは妹のお陰で
二位の表彰台に立つことができたのだが
白々とした大会委員の人達の目線が冷たく
まるで大会全体を敵に回したような 嫌な雰囲気で終わった。

その大会を最後にキネジコはトライアスロンを辞めた。

この思い出は 
日焼け止め化粧の崩れた恐ろしい形相で抗議する妹の姿と共に蘇る(笑)


2005年06月26日

クーラー

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平成17年6月25日 土曜日 夏日

今日も晴れて蒸し暑い。出勤途中の海には
もう海水浴客がチラホラ。

小屋から一歩も出ずに仕事をする。散歩もなし。
おでぶのキネジコは暑さに弱く クーラーのそばを離れられない。
最近の傾向でとても困るのは 世の弱冷房設定・・
よく 外人が真冬でも半そでで歩いているのと同じで
いつも燃えているHOTなキネジコは 冬でも薄着。
とても暑がりです。

病院の待合室やレストランでこの 弱冷房設定にあってしまうと
とたんに がくうう・・としおれてしまう。
この前一人でふらりと入ったおすし屋さんがコレだった。

アウチ

もう脱ぐものがなくなるまで脱いで食事をしたのだが
となりの上品なおばあさんが ストールをまいていらしたので
「クーラー強くして」とはいえず 嵐のように飲み下して店をあとにした。
汚れ作業着のままだったし怪しまれたにちがいない(笑)

ラスベガスなどでも この弱冷房設定始めるのかな?
きっとしないだろうな・・・ってね。
あの砂漠の中の街でも 巨大ホテルの中は
隅から隅まで冷えひえで 
暑がりのアメリカ人と同じ体質のキネジコにはとても快適。
 
最強冷房のラスベガスに飛びたいなあ・・
ひえひえになりたいなあ・・
でもそうもいってられないので 扇子を買うことにしましょう。

2005年06月27日

ため息

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平成17年6月26日 日曜日 夏日 クーラー

今日も暑く 朝からクーラーをつける。
このところの 手ひねりの 食器が楽しくてやめられない。
窯の中で 素焼きをまっている angelicaやHelleが
 困った顔して キネジコを見ている。
「窯の隙間にまだ 小さい食器が入るから マッテイテネ・・」と またひねる。
あっという間に五時になり粘土をしまう。

帰りに初スイカ狙いで反対周りして隣町の八百屋さんに寄る。

泥だらけで地下足袋姿のヨレヨレキネジコをみて 八百屋のおじさんが

 ”あんた偉いねえ・・・ 日曜日なのに仕事したの?・・
・・・暑いのにホント大変だねえ・・これも もっていきな・”
といって ちょっと色の変わったニラなど 色々おまけにつけてくれた。

・・おじさんの目には
休みの日も肉体労働で生活を支えているおねえさんに
見えるんだなあ・・ と 複雑な気持で好意を受け取る。

おばかなキネジコは お返しに・・とさらに買い込む。

ダンボールいっぱいの買い物を 駐車場まではこんでやるよ・
と言ってくれ 二人で広い駐車場へ。
”ねえさんの車どれ?”

アウチ

しまった・・今日は 大きな新車で出勤したんだっけ
・・・ああああ・・
ここまでで いいです・・というキネジコ。
引き下がらないおじさんを しかたなくピカピカの車まで案内する。

この後のやりとりはご想像におまかせしますが
ため息が止まらないキネジコです。

今 たった一つ欲しいものは 中古の軽トラックです。

2005年06月28日

初泳ぎ!

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平成16年6月27日月曜日 晴れ夏日

今日は水着にパレオを巻いて出勤。
長者ヶ崎で泳ぐ。
海の家はまだ組み立て中。
大勢の大工さんがお仕事をする中 
お腹をへこめてザブザブと海へ。

キネジコはスーパー浮力の持ち主。
仰向けにプカプカといつまでも浮いていられる。

タマちゃんと 間違われないかな?
ホタテ貝を投げられたりして・・などと思いながら
浮いたり 泳いだり 体を冷やす。

約40分の水泳後にアトリエへ。
鮮やかな色のパレオをまいたままの仕事になったが
これが不思議。
まるで club med の activity に参加している気分。
いつもの 気合の入った作業着の時とは違って
なんとも 呑気な絵柄が彫れる。


ああ・・・キネジコは体育会系の頑張りをよしとする傾向があるんだんあ・・
たまには 力をぬいて ゆるゆるで作業するのも
いいんだな・・・と気付かされる。

写真:初泳ぎ後の最初の彫り絵柄

2005年06月29日

ご機嫌

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平成17年6月28日火曜日 三十度超えの夏日 クーラー最強にする

もう寒いの暑いのいうのはヤメにして
さっさとクーラーを最強にして 今日も手ひねり仕事をする。

この新作食器を始めて暫らくたつが
本当に面白くて仕方ない。そのうえ 手ひねりの腕もあがった。
キネジコは 陶芸がうまくいっている時 とてもご機嫌。
ガス屋さんの集金にもニコニコ鼻歌混じりの対応。

先の日記(6月22日 No7 題名:伝統釉薬)の 
材料やさんの社長との約束を破ることを決定して
足りない材料の手配をする。

約束を破ることは悪いことだが
陶芸に対する スタンスが社長さんとは
まったく違う・・ということかな?

まずキネジコは他の陶芸家の誰とも競っていない・・
他の陶芸家の動向をなにも知らない(笑)
上野も産地も視野にない。
焼き物 ウンチクもない。
なんの作戦もなしに キネジコを掘り下げているだけ。

作者のDNAは世界にひとつしかないのだから
もし似た作品があったとしても それは似て非なるもの。
たとえ上手に似せたとして それは”物欲しげな”雰囲気の漂う
哀しい作品になってしまうだけ。

織部も志野も伝統技法に囚われることなく
釉薬Aと釉薬B に置き換えて
ただの素材として使えばいいと思っている。

写真:Helle (これはロクロ仕事)

2005年06月30日

7トントラックで参上!

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平成17年6月29日水曜日 朝からいい雨

今日は朝から静かな雨がふっている。
せっかく涼しいのだから 今日はクーラーなしで過ごそう・・
と ちょっと派手な短パンと白いタンクトップで出勤。
どうせ誰にも会わないからいいかな・・ってね。

今日の散歩の時間はもちろんカロッコ探し。
森で葉っぱの裏を探すが 会えず。 がくう。

気を取り直して仕事をしていると
めったに鳴らない小屋の電話が鳴り驚く。
はてさて誰かな? と出てみると
遠くの友がわざわざ訪ねてきてくれた。
ちょっとだけ お茶を・・ということになり隣の国際村で会うことにして電話を切る。

アウチ・・

今日は 人前に出れない格好だった・・おまけに足元はおじさんサンダル(笑) 
少しでも肌を隠そうとなにか羽織るものをさがすが
金太郎の柄の怖いシャツしかない。
ま・いっか・・と 車にのって 山を降りる。

あれれ?・・細い一本道にトラックが何台も連なってとうせんぼ。
・・・また 脱輪してる・・・
しかも今度は一台の車体が谷側に半分落ちている。
聞けば 他のトラックは救助に来た仲間のトラック。


アウチ

おねえさん、 ここはしばらく通れそうもありません。
他の道を・・と言われるのだが 一本道なので無理。

・・・あたしゃ 先を急ぐの・・困ったなあ・・
・・それでは送りましょう・・

ということで 7トントラックに乗せてもらい 約束の場所へ。
大きなトラックに乗ったのは初めての事で 快適楽しいドライブだった。15分があっという間に過ぎた。

アリガトウを言って トラックから飛び降りるキネジコを見て
友達がひきつっていた(笑)

こんな日もあらあな・・ってね(笑)
明日からはちゃんと作業着を着て出勤しよう。

2005年07月01日

アトリエ掃除の日

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平成17年6月30日木曜日 雨のち夏日

今日は窯詰めをしながらアトリエを掃除する。
もう足の踏み場もない。

掃除も作陶のうち・・と決めているので
そんなに苦しゅうなく出来るようになった。
今日の音楽はカントリー・

キネジコは演歌好き・と以前にも書いたが
同時にアメリカの演歌でもある カントリーmusicも大好き・
ただしとても古い歌手が好きで(笑)
ハンクウィリアムズやタニヤタッカーやドリーパートン..etc
日本でいうところの 北島三郎さんや都はるみさんというところかな?

車の中でも カントリーを聞いているので
家のガレージを開ける時に 開けっ放しのドアから
音が外にもれてしまう。

向かいの家の カリフォルニアから来たアメリカ人の若い奥さんがいつも笑う。

FAR EAST(極東) まできてまさか 
古いカントリーを聞くなんて・・
MARIKO が聞いているのは My Dad の時代の歌よ・・
Crazy・・と笑いながら首を振る。

そしてついこのあいだ 
見かねた彼女に最新カントリーのCDをもらってしまった。(笑)

「you should try this, its assam!」
とカードが添えられていた。
DIXIE CHICKS  というアーティスト。
若い女性トリオ・なかなかいい。 
全米で大人気というのがわかるなあ・・ってね。

掃除にはピッタリの一枚ですっかり気にいってしまい 
今ではお気に入りの一枚に加わっている。

今週中には素焼きの窯が焚けそう。

2005年07月02日

窯詰め

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平成17年7月1日金曜日 曇りのち雨

昨日掃除の終わったアトリエ。
今日は 窯詰めをする。

素焼きの為の窯詰めは 
作品同士がくっついてもいいという点では楽なのだが 
なにせ生粘土の状態なのでとてもモロく
注意深く詰めていかなければ HELLEなど机の角にぶつけたら
ポコリと 足などもげてしまう。

これは 昔キネジコが大きな壷ばかり作っていた頃の思い出話。

何日もかかって とびきり大きな壷を完成させて
いよいよ窯に詰める日がやってきた。
まだ腕が悪かったので 粘土を50kgほど使った
とても重たい壷だった。

作品台から 気合を入れて大壷を両手に抱え 窯を目指す。

アウチ

小屋のドアを通れない・・

壷の大きさが サッシ枠ギリギリで
壷を抱えている自分の両手がひっかかってまい
どうやっても通れない。
悪い頭でグルグル考えるが もう 限界が来て腕がプルプル・・

つま先を潰さないために 逃げる体勢を整えてから 
壷を泣く泣く手放す。
壷は 鈍い音とともに 割れてしまった。

それからは 作品を採寸して作るようになった。

陶芸はそんな 失敗の積み重ね。
沢山の瓦礫を乗り越えて会得した今日の窯詰めに
ちょっと満足するのだが・・
・・ 気を抜くとまた予期せぬアクシデントが発生するので
ガスの栓を止めるまで 油断は禁物である。

写真:大壷期の景色・懐かしいなあ・・

2005年07月03日

不機嫌を楽しむ

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平成17年7月2日土曜日 曇り時々晴れ クーラー

前述の材料やさんから 色々なものが届く。
以前より試そうとおもっていた備前の土も届いたので
さっそく ひねってみる。

・・・・扱いにくい・・

ははん・・だから 備前焼は意外と単純な形の作品が多いのだな・・
と納得する。格闘すること丸一日。
やっと この土の癖がわかってきた。

・・ほほお・・なるほど・・

鏡を見ると 恐ろしい形相のキネジコ・・
思い通りにいかない 必死な顔・
この感覚は 久しぶりだなあ・

陶芸を始めた頃は 毎日この顔をしていた。

超えても超えても 現れる次の山(笑)

備前の土に ”あなた 手強いのね・参っちゃうわ”と
フェイントをかけて帰宅するが
久々の 手強い相手に 内心喜ぶ・

明日もあの子とお話をして
もっとあの子を知ろうと思う。

アトリエに行くのが待ち遠しい。

2005年07月04日

今日も あの子とお話

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平成17年7月3日 日曜日 曇り時々雨

昨日に引き続き 備前土の「あの子」を知ろうと
午前中いっぱい 備前土をひねる。
ちょっと 煮詰まったので まててね・・と側に置き
次の 新しい粘土の包みを開ける。

今度は焼き上がりがスッキリと白い織部用の土。

粒子が細かく いい匂いがして なかなかの美人さん。
午後いっぱい使って この子と対話・
ちょっとワガママだけど すぐに仲良しになって
久しぶりに板皿を創る。 いいキャンバスになりそう。

粘土も枯渇しそうな種類がいくつかある。
今回も 鳴海織部という素材を探したのだが どの材料屋さんにも ないと断られてしまう。
お米粒を残さないように・・と同じ気持で
粘土をありがたく扱うように心がける。

散歩に出るのも忘れてあっという間に5時。
早いなあ・・

せめて6時まで・・とも思うのだが 
キネジコの集中力がもつのは 5時まで。
延長したとしても 蛇足になってしまう。

もっと粘土と過ごしたい・・といつも心を残しつつ家路につき
早く粘土に触りたい・・と朝 アトリエにむかう。
毎日がこれの繰り返し(笑)

もし 住む所とアトリエがくっついていたら
きっと保健所の人に引きずり出されるまで
粘土をいじっているんだろうなあ・・と思う。

2005年07月05日

あの子とこの子を造る。

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平成17年7月4日 月曜日 雨

昨日の続き。

今日も白い土のあの子と ずっと手でお話をしていた。
昨日からもう 何時間そうしていたかわからないが
今日、やっと仲良くなれたので この子を作った。

あの子は最初 ワガママだけど
乾き始めの一瞬、とても素直になって
なんでもさせてくれる・・ってね。(笑)

それでは・・と時を待ち あの子が素直になった頃
一気にカンナで模様を彫って 
黒土を埋め込んで 削りだす。

かなりの力が加わるのだが 耐えてくれた。
思わずアリガトウ・・とキス・

ちょっとワガママで 忍耐強くて 焼き上がりが美人・
そんなこの子をすっかり気にいって
次の工程・釉薬を考える。
真っ白の生地にどんな釉薬が映えるかな・・ってね。

以前 小屋に来た有名な陶芸家のおじさんが
いきなり キネジコの粘土を食べた。
ぺっと出すのかと思いきや 飲み込んでしまった。

「君も 粘土を食べてみなきゃだめだ」
(注:粘土の熟成度をはかる為)
といって土を差し出されたが 拒否した。

おじさんによると キネジコの粘土は甘いらしい(笑)

2005年07月06日

心の振り子

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平成17年7月5日火曜日 曇り時々晴れ クーラー

このところずっと 小物を作っている。
ある人の
「こじんまり まとまってきちゃったね」
の一言が頭をよぎる。

確かに今まで コーヒーカップなど作ったことはなかったなあ・

But I am very sure what Iam doing.
小さいものを作るのは
大きなものを作った反動。
先月はずっと 大きな作品ばかり作っていた。

ちゃんと もうキネジコの中では
次の 大物への 情熱の種が大きくなってきている。

これを「心の振り子作用」と自分で理解している。

意地悪をしたあとに反省して優しくしたり
お金を使いすぎたあとに 倹約したり・・ってね。

このカップは黒土で加飾した備前の土。
ちょっと ヨロケてへんてこなライン。

これも心の振り子作用。

機械的でもすっきりしたロクロのラインばかり作っていたが 
今は 手びねりの魅力に心奪われている。

この原理でいくと 次はどこに行くのか自分で予想がたつ。
単純なキネジコ(笑)

粘土を試すのは 形を作るだけではなく
この後 焼上がりの色や 釉薬との焼成最適温度などを探る。
炎の作用で この子は どのような景色にあがるかな?

2005年07月07日

15秒ルール

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平成17年7月6日水曜日 晴れ時々曇り クーラー

今日で窯詰め完了。
手ひねりの食器たちもキチンと棚におさまる。
ふう。
窯内にもう置き場のない茶碗を 
童子の頭に帽子のようにかぶせてみたら 
あまりに似合っているので笑い転げる。
「茶碗童子」としようかな?ってね・

今回の窯には 大物が沢山入っているので
明日からゆっくりと 小さい火で窯を焙ることにしよう。

加熱を急ぐと作品が
どっか~~~んと 窯の中で爆裂してしまう。

初期の頃は 爆裂窯ばかり焚いていたなあ・・

爆裂をすると近隣の作品を巻き込み 一緒に壊れる。
そして棚イタが瓦解し窯の景色がまるでビルの倒壊現場になる。
ほんの少しの幸運な作品を残して
ホトンドすべてがパーになってしまう。

おまけに窯の中のガスの噴出し口が 瓦礫でふさがれて・・・
大変なお掃除がまっている。
(その頃のお話がアップされています
http://www.kineziko.com/honmadessecover.html)

初めて爆裂した時は
あまりのショックで しばらく窯をそのままにしておいた。
何から手をつけてよいのか分からず
毎日窯を少しあけて そっと覗いてはため息をついていたのだが
ある日 ”だれも片付けてはくれない”事に気が付いた。

それからは どんな失敗をしても
呆然自失の時間を 15秒と決めて
すぐに 片付けをはじめる事にした。

今では どんな大皿にヒビがはいっても
”ハイハイッ・綺麗に生まれ変わってね”と即溶かし・
釉薬のバケツをひっくりかえしてもさっさと新しい薬を調合する・

15秒ルールがいらなくなった。 

写真:いつかの爆裂窯で唯一のこったHer 
   幸運のHer・ Kineziko.comの表紙に採用する

2005年07月08日

小物待ち

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平成17年7月7日木曜日 晴れ時々曇り クーラー


今日は窯に火を入れる予定をしていたが 
窯を閉める前の最終確認で足りないモノに気が付いて
点火を延期する。

足りないモノは酒器の蓋。
この小さな小物でも「次の窯の時についでに・・・」
などといっているといつまでたっても
この酒器は未完のままになってしまう(笑)

作品は 素焼きすると粘土の水分が飛び
生粘土の状態より数割縮んでしまうので
後から蓋だけ合わせて作っても 
全体バランスの悪い酒器になってしまう。

材料の粘土も 同じものがなくなってしまって
「今度取り寄せて・・」となると 蓋は
遅れ遅れて そのうち 本体がどこかにいってしまう。

なによりもキネジコが次の作品に夢中になって
ほったらかしになってしまう。

キネジコのアトリエには そういった「小物待ち」の
作品がホコリをかぶってこちらを見ている。

花束待ちのHELLE・麦藁帽子待ちの少年・浮き輪待ちのケロ・
・・・・ この子達も完成させてあげなきゃね・・
・・でいつ?・・
・・・・・・。

写真:大壷期の作品

2005年07月09日

時空を超えて

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平成17年7月8日金曜日 晴れ クーラー

昨日は七夕。
7月7日生まれの友達がいる。
キネジコは クリスマスイブが誕生日。

お互い 特徴のある日が誕生日なこともあって
何年連絡していなくても その日だけは
「おめでとう」の電話をかけていた。

昨日の七夕はすっぽかしてしまった。

わかっていながら 受話器に手がのびなかった。
一日過ぎてしまったけど かけてみようか・・と
おもいつつ 散歩に出る。

ドクダミの可憐な花をみつけて これを友に捧げることにし
アトリエの窓辺に飾る。

目を閉じて
意識を友のところまでとばして愛と祝福を贈ったが・・

届いたかな?

2005年07月10日

guess when?

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平成17年7月9日 曇りのち雨

今日は涼しい風がふいている。
作品が揃ったところで やっと点火しようと思っていたが
次の日に 用事が入ってしまい また延期。
大物窯の素焼きは三日くらいかかる。

色々なものを断ち切って
何も持たないように生活をしていても
それでも用事が入って
アトリエに来れなくなってしまう事がある。

やれやれ・・それでは楽しみましょう・・
と思うようにするのだが 大抵は 用事の最中も粘土のことを思ってしまう。

キネジコのすべてのベクトルが粘土を向いている。

粘土以外の事・
寝るのも食べるのも旅行も読書も
すべては陶芸の為・・ってね(笑)

いつか粘土より好きなものにめぐり合えるのかな?

2005年07月11日

着たきりスズメ

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平成17年7月10日 日曜日 晴れ

今日は用事の為 アトリエを閉めて都会へ・

キネジコは普段 鮮やかな色のパレオを裸に巻いて生活している。
図柄的には「島の女」。
もちろん その格好での外出は禁じられている。

以前 パレオで作った簡単なワンピースを着て
飛行場集合した時に
「マリコ、それはねマナー違反だよ」と皆に諭されてからは
パレオは おうちの中だけにしている。

それでは・・と 春夏秋冬用にいくつか同じ形の黒いスーツを作った。
マナー違反にならないような格好となると 
これしかない・・ってね(笑)

 私事で会う人はみんな キネジコを
着たきりスズメと思っているらしい(笑)

そんなキネジコのお出かけのストレスは 「装うこと」。
ハイヒールは痛いし ブラウスはゴソゴソ収まりが悪い。
上着は拘束衣のように 腕の自由を奪う。
冬になると 上記のことに加えて ストッキングがずって歩きにくい。

帰宅後 玄関から服を脱ぎ捨てシャワーにまっしぐら・
お気に入りの 真っ赤なパレオを巻いてホッと生き返る。

以前テレビで 元関取の konishikiさんが
キネジコと全く同じ「マキモノ生活」をしているのを観た。

とても他人とは思えない・・・

2005年07月13日

人魚の鳴声

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平成17年7月12日 火曜日 晴れクーラー

やっと窯に点火する。
素焼きは800度まで温度をもってゆくのだが
今日一日は 80度くらいでずっとあぶる。

窯の中身・そこはもう過去。
次の構想で頭がいっぱいになってくる。
今回、小物を多くひねったので 大物に心が向いている。

素焼きの終わった作品は このあと窯から出されて
ホコリの掃除・絵付け・釉薬掛け・窯詰め・のあと 
約20時間 かけて1230度まで焼成される。
人は 「気の長い仕事ね」というが
それぞれの ステップが楽しいので 苦にならない。

窯詰めでからっぽになったアトリエの作品棚から
取り残された作品が こっちをみている。
・・これらは 不細工で今回 選ばれなかった作品・

もう 心が宿っているように感じる。
一人ずつ 手にとって 
”次回で必ず もっと素敵に生まれ変わらせてあげるからね・
今回はごめんね”・・と 面接をしてから 
水をはった大きなバケツに入れて 溶かす。

大きな人魚は バケツから上半身が飛び出たままになってしまうが
下半身からゆっくり溶けて 沈んでゆく・

なぜか人魚が解ける時には
キュ~っキュン・とかわいい音がする。
キネジコはこれを 人魚の鳴き声とよんでいる。

キュ~キュン・を時々 耳にしながら アトリエの掃除をして
次の ”釉薬掛け”への準備をする。

写真:最後の一枚が納まった満員の窯

2005年07月14日

はみ出す絵

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平成17年7月13日水曜日 曇り 涼しいので窓をあける

キネジコは踊っている図柄が好き・
よく作品の モデルはご自身ですか? と聞かれるが
模様を施す時は 下絵なしで一気に書くので
モデルもなにもない・

だから 模様がちゃんと収まらないことが多い(笑)

見当をつけて 頭から 模様を彫りり出すのだが
アウチ・・足が納まらない・・ってね・

それでは 足から彫ればいい・とがんばるが
今度は頭が納まらない・

なぜ下絵を描かないの?

・・待ちきれないからです・

彫ると決めたら すぐ彫りたい・
それに 下絵を描いたとしても
ちゃんと線をなぞらないので 同じ事・

小さい頃の絵はすべて画用紙からはみ出ていました。
蝶々を描いても 画用紙には顔と触角だけ・
あとの部分は 机の上にはみ出して描いていました・

はみ出すクセは もう治らないようです・

2005年07月15日

アナコンダ

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平成17年7月14日木曜日 曇り時々晴れ 涼しい

今日も素焼きの窯をアブリながら 
次の窯に入れる素焼きの人魚たちに
釉薬をかける。

この子達は もう二年ほど昔に作った人魚達で
素焼きしたまま 本焼成するかどうか決めかねていた子たち・

大きいので バルコニーでコンプレッサーをつかって
釉薬を施す。

作品棚からバルコニーに運び出すのだが

・・・・・・重い!・・・・・・・・
一人出すだけで 息が上がる。
こんなこと初めて・・

・・・・・・・体力落ちている・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・。

心技体・ これ鉄則なのに 最近プール通いをサボって久しい・

この人魚達は 生粘土の時はもっと重たかったはず・

過去の自分が 楽々とこの子達を作品棚へ移動していたことに
単純に驚く・

・・あの頃は毎日帰りにプールへ寄って 3000m泳いでいたなあ・
それが2000mになり 今では時々 1000m泳ぐだけ・・ 

このままだと 大物作りの寿命が縮まってしまう・
この身体は 陶芸のための大事なツール・
駄目じゃないか・・ってね・

プール通いを 復活させることを自分に誓う。
キネジコのプールでのあだ名はどうやら アナコンダ・
誰かがそう呼ぶのを聞いてしまった(笑) 

アナコンダリターンズ!


2005年07月16日

祝!200度越え!

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7月15日金曜日 夏日クーラー

今日も窯をアブりながらの 釉薬掛け。
バルコニーで ジリジリと陽に焼かれながらの作業。
美白ブームの折 もう 真っ黒のキネジコ・

時々 窯の炎の音を聞く・
問題なしの炎にほっとする。

素焼きには 爆裂関門の温度がふたつある。
第一関門は 200度超え・
生粘土が 炎によって最初に 変化し始める温度がここ・
温度の 上げ方を急ぐと
この魔の温度付近でものすごい爆裂が起きてしまう。

夕方ようやく無事に200度を越えた。
ほっとする・

今日は逗子の神社の夏祭り・
祝杯!ってことで
シャワーをあびて真っ赤なサンドレスで出かける。

逗子銀座を 生ビール片手に神社めざしヒラヒラ歩く・

前菜・・たこ焼き・
次のお皿・・ 焼きそば・
アミューズ・・カチワリ氷・
メインディシュ・・名物横須賀焼・
デザート・・じゃがバター(さすがに残す)

お土産は 金魚・スーパーボール・綿菓子・ミドリ亀・
ピカピカ光る棒・ハッカ飴にへんてこなガラス細工・
射的でもらった キャラメル・

たのしかったなあ・
若い女の子たちの かわいい浴衣すがたに元気をもらう・
I Love this Country・・・ってね・

明日もがんばろう・

2005年07月17日

祈る思い

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平成7年7月16日土曜日 夏日 

今日も昨日に引き続き素焼きの窯を焚く・
昨日 第一関門の 200度をクリアしたので
今日は  第二関門の 700度を目指す。

この 素焼きの方法は 他の陶芸人から
「慎重すぎでは?」と意見されるかもしれないが
あの 恐怖の窯掃除を思うとつい 慎重になる。

窯を焚きながら バルコニーでこの子を仕上げる。

もう二年も前に作ったHELLE・
素焼きのままで可愛いので このままで手元においておいた・

本焼成すると 焦げたり ヒビがはいったりして この子が
生きないということもあるから・・

それではいつまでたっても モロい素焼きのまま・
この子は暗い作品棚でひっそり順番を待って座っていた。

生命をあげよう・・と決心・
次の本焼成の窯に入れることにして
バルコニーでしばらく一緒にお話をする。

キネジコの麦藁帽子をかぶせて記念撮影・
手に持たせる花を探しに行こうとおもうが
この子がいらないという・

このあと 祈る気持で 釉薬を施す・

この子の 体の一部にうっすらと窯傷を見つける・
これを起点に 本焼成の炎によって
致命的なヒビが入ってしまうかも・・

この子 もしかして ・・?
she might not make it・・
タノムカラ・イキテ・・

素焼きの窯も無事に700度を超えて
800度で火を落とす。

1500mのアナコンダ(オトトイの日記参照)の後帰宅・

2005年07月18日

若い衆

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平成17年7月17日 日曜日 夏日 

今日は日曜日・
親戚の子が友達と訪ねてくれた。
丸刈りの高校生たちを下の海に送ってから出勤。

キネジコは 送迎とお小遣いをあげる役目・

溺れてはいないか・・と心配しながら仕事する。
サッカー部・剣道部・水泳部・アメフト部・と揃っているから
大丈夫・・といいきかせる。
混ざって 海水浴もおかしな感じだし・・(笑)

人生は順番こ・
次の世代がキネジコを頼りにして来てくれたんだなあ・・
嬉しいなあ・・と 仕事にかかる・

いったい 自分は 知らずのうちにいくつの手に世話になって
育ててもらったのだろう・・と思いながら仕事する。

昨日 窯の火をおとしたばかりのアトリエは
道具のカンナまで 熱をもっていた。

窯の温度が一晩で800度から240度まで下がっている。
すぐにでも開けて見たいのだが 今開けると 割れてしまう。
がまんがまん・・

釉薬をかけるために この作品を水洗いする。
人魚も喜んでいる様子・ 
この作品も 二年前のもの・
焼くか壊すか迷っていたが 自分の為に焼くことにした。

過去の自分から今の自分へ・
そして 今の自分からおばあさんになった自分へ・

これは 今日の若い衆に学んだ・

時は確実に流れていて 時代は巡る・
いつか大物を作れなくなった自分へ・・
このへんてこなメッセージを残そう・

仕上がりをお楽しみに・

2005年07月19日

格闘技

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平成17年7月18日月曜日 海の日祝日 真夏日

今日もバルコニーでコンプレッサーを・・
といいたいところだけど この子に使う釉薬は
ズブがけ(釉薬のお風呂にどっぷり浸ける方法)
しないと ムラが出てしまう。

髪の毛などの隙間にくまなく釉薬を行き渡せるには
コンプレッサーでは 無理・

顔も体もスプレーしたそばから 乾いていくので
どこからどこまで スプレーしたのかわからなくなり
巧く均一に 釉薬がかけられない・

この白い釉薬は 大きなバケツに保管してある。
まず大きなバーミキサー機で釉薬をかき混ぜる。
すぐに沈殿がはじまるのでここからは
ゆっくりしていられない・

気合をいれて この子をさかさまにもって
バケツに一気につける・ 
1・2・3・・・と数をかぞえて上半身・
 
棚にこの子を置いて
釉薬がすいこまれるのを待つ・

その間 もう一度 バーミキサー機で カクハンする。

もう一度気合をいれて 今度はこの子を抱くように
下半身をバケツに浸け 1・2・3・・・ってね。

昔運動していたことがこんな時に役に立つ・
大物製作は格闘技(笑)

そんなこんなで キネジコは 飛び散った釉薬で
ペンキ屋さんのようになってしまいます。

今日は窯出しを予定していたのに あれれ?
素焼きの窯はまだ104度・開けられないなあ・・

そっか・・外気の 「真夏の暑さ」を 考慮しなかった・・
段取りが狂ってしまい反省・

粘土を取り出し 妖精のおうちを製作する。
今日はアナコンダの元気なし・

2005年07月20日

窯出し

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平成17年7月19日火曜日 夏日 

今日は窯の温度が50度になっていたので
素焼きの窯を開ける。

アトリエのクーラーを目いっぱいにしても暑いなあ・
・・・相変わらず 気に入った作品がないなあ・

溶かした人魚のバケツに目をやる。
もう跡形もない・

・・この子 溶けるときに キュっ・キューン・・と
キネジコに 「必ず また 生まれ変わらせてね」
とメッセージを残していくけど

「はてさて・・この粘土でケロドトスを作ったら
 約束違反と怒るだろうか?」
と くだらないことを真剣に考える・

キネジコ 少し疲れたかな?
明日はどこかへドライブでも行こうかと考えるが
やっぱり アトリエより楽しい場所が思いあたらない・

明日は窯から出した作品の掃除です。
カメラをもって元気に出勤しよう・・ってね。

へんてこな童子の写真をアップするのでお楽しみに・

2005年07月21日

ワールドの新顔

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平成17年7月20日 水曜日 夏日

今日も出勤前にひと泳ぎ・・と水着を着て出かけるが
早く素焼きした子供達に会いたくて 浜に寄らずにアトリエへ・

久々に 無地のお皿に 鉄で絵付けをする。

窯出ししたては いつも がっかりのキネジコ・
気を取り直して へんてこな絵などを描いているうちに 
ひとつでも お気に入りが出来ると 突然ご機嫌になる。

普段は 体をはった作業が多いので
着席しながらの 絵付けはなんだか よそ行きの作業・
楽しかったなあ・
素焼きの地肌に 顔料が吸い込まれていく感触がたまらない。

図柄も 下絵なしの一本勝負・
集中力を使い果たし夕方にはヘロヘロに・

またひとつ・絵付けの魅力に心奪われてしまいました。

写真: 僕はワールドの新顔・よろしくね・
    へんてこだって言わないでね・ 
    僕の頭にキネジコさんがキスばかりするから
    困っているんだ・・ 

2005年07月22日

MARIKO

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平成17年7月21日木曜日 夏日

今日はこの子に釉薬をかける。
BGMはハリーベラフォンテ・
あの 名曲 バナナボートを 歌った人・
バナナボート以外の曲も素晴らしい・


彼は昔 クリスマスになると日本にやってきて
コンサートを開いてくれた。

いつかの コンサート
キネジコの席は前方の真ん中・
コンサートも中盤にさしかかった頃 彼がこっちを見ながら

「次の曲は 敬愛する MARIKO に捧げます」
と言って キネジコの大好きな曲を歌いはじめてくれた・

??????

一曲終わってからも トークで MARIKO MARIKO と
こちらを見ながら MARIKOを 褒め讃える・

?????・・・・彼は 確かにこっちを見ていて
MARIKOといっているのだが・・ ちょっと目線がずれている・・

目線の先を追っていくと キネジコの斜めすぐ後ろの席に
ねむの木学園の 宮城まりこさんが 園の子供達と座っていた。

ハリーベラフォンテと宮城まりこさんは とても仲良しのご様子・

キネジコと一緒にいた連れの人は なぜか
ご機嫌を悪くして食事もせずに帰ってしまいました(笑)

ひとりぼっちの冬の帰り道
とっても幸せな気分に浸りながら帰路についたキネジコです。
・Harry My Love・

写真: 希望に漕ぎ出す ケロドトス!
    起業した友に祈る気持で作りました。
    祝!右肩あがりの大漁! 
    焼き上がりをお楽しみに!

2005年07月23日

MARIKO part2

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平成17年7月22日 金曜日晴れ

昨日の日記に引き続き MARIKOつながりのお話。

いつかボストンから妹と
カリブ海に浮かぶ島アルーバ(Aruba)へ遊びに行った時の話。

この小さな島は 日本ではあまり知られていないけど
アメリカ人が新婚旅行で行くような 素敵なリゾート島・

主だったホテルには小さなカジノがついていて
夜はマリアッチの生演奏を聞きながら 
ブラックジャックやルーレットが楽しめる。

たまたま キネジコたちと前後して
日本の サルサバンドの オルケスタ・デラルス・
が営業で来たらしい。
その女性ボーカリストのバンドは当時 サルサの本場で大人気。

キネジコたちはどうやら このバンドの一員と思われたらしく
昼間ビーチにいても どこからか現地の人が近寄ってきて
「今夜 歌うのか?」
「名前は?」 と質問されるので

「私は歌手じゃないけど 名前はMARIKO」と答えると 
皆 びっくりしてから 口を押さえて笑いをこらえる仕草をする。

滞在中にすっかり現地の人に名前を覚えられてしまった。
お陰でとても楽しい旅になったけど・・

この小さな島は 何領だったか記憶がないが
公用語は英語ではない。たしかスペイン語だったような・・

MARIKO・・どうゆう意味だったのかなあ・・・?

写真:~ケロドトス~ 幸せの景色

2005年07月24日

大地

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平成17年7月23日 土曜日 晴れ

今日も朝から 釉薬を素焼きの作品に掛けながら
窯に作品を詰めてゆく。

あの