2008年6月22日 日曜日 梅雨空午後から大雨
昨日は浮世ごとが重なりアトリエならず・だったので
今日は朝からわき目もふれずに仕事をする。
外はそんな心境にうってつけのいい雨が降っている。
相変わらず1マスづつ色を筆で刺して完成すると窯に詰める・・を繰り返す。
そんなこんなで窯にまた一段加わった。
このキチキチと空間を埋めてゆくような作業もそれなりに楽しいのだから
私も変人である。
その昔、作品を売る事になった時に
ものの値段のつけかたがわからなかったので
友達のIT社長君に教えを請うたことがある。
若くして上場した彼なら何でも答えてくれるハズ・・と電話をすると
延々と2時間ほど親切に教えてくれたのだが・・・
要するに必要経費と私の実労時間とその他なにやらを加味して
掛けるだか割るだかをして・・・ものの値段を算出するらしいが
話の途中でわからなくなってしまった。
わかったふりをして電話を切ったのだが・・
その後色々と販売に関する煩雑な事が起きたり私本体の出番も増えたりで
肝心の作陶に支障が出るのでは本末転倒・・と販売を止めてしまった。
仕事量の多いこんな雨の日はそれでよかったとつくずく想う。
もし続けていたら”実労時間”の長い今日の作品はなかったかもしれない。
情熱は数字化できるものではない。
今はこの売れない陶芸家が一番気に入っている・・といったところである。