2008年6月9日 月曜日 雨
今日は朝から静かでいい雨。
アトリエの窓をあけると深い霧か雲かがモヤモヤと入ってきそう。
注意深く最後の作品を窯につめてお昼過ぎに点火して数時間炙る。
まずホコリのような小さなものが燃えるのか・刺激のある匂いが立ち込める。
この点火のときの匂いは他のどこにもない独特のもの。
熱で窯の下から放射線状に虫たちがぞろぞろと這い出て
逃げる様子が可笑しくてしばし眺めている。
大きなイモリもわざと慌てた様子で出てきたので
つかまえて遊ぼうと思わずハッスルしてしまうが逃げられてしまった。
そんなこんなで今週中には素焼きがおわりそうである。
このあと釉薬掛け・絵付けと本焼成の窯詰めと・・・
完成までまでまだ沢山の工程があるのだが
どれも楽しいので苦にならない。
しばらく粘土を触ることがなくなるので
40キロ位練っておこうかな・・と外のコンテナを開けると弾切れ。
結構沢山仕入れたのにもうなくなっている。
絵の具や釉薬の残量もチェックするが色々となくなっていた。
久しぶりに西の陶芸の町の道具屋さんに注文の電話をいれると
懐かしいいつもの関西弁のような方言が嬉しい。
他の陶芸家が使わないようなへんてこなものばかり減るので
不思議がられているのが声の様子でわかる。
このお店はいつも切手だらけの郵便小包みで送ってくれる。
箱もレトロな茶色い紙で包んであるので荷物自体が美しいのである。
店主の達筆な宛名書きも見事なので届くのが本当に楽しみである。